2018年7月1日(日)、ギネス世界記録委員会によって長さ1000メートル以上に織り上げたクロマー(カンボジアの伝統的な手織りの布)が「世界でもっとも長い手織りのスカーフ(The longest hand woven scarf)」としてギネス認定されました。
これにまつわるイベントがプノンペンの王宮近くの広場で開催されているということで、NyoNyum編集部が実際に行ってみました! 写真を撮るのが楽しくなるスポットや遊具もあり、子供から大人まで賑わっていましたよ!
会場へ到着
王宮の北、国立博物館の東にある会場(プレァメロ広場)へ到着。入り口が見つからず少し迷ってしまいましたが、東側から入れました。すぐ左手には案内所があります。入場料は特にかからないので立ち寄る必要はありませんが、パンフレットやシールをもらえます。クロマーを織る体験がしたい場合はここでスタッフに声をかけると案内が受けられるようです!
入場してまっすぐ進むと、まず目に入ってきたのはスポンサーのロゴの展示。それにしてもすごい数のスポンサー!
そのすぐとなりには「アイ ラブ クロマー」のモニュメントが。 右端のくるくるしているものは今回のギネス挑戦企画のロゴです。いちばんの記念撮影スポットなので忘れずに。
そして左手に進むと……
クロマーを織っている方がいました! 行ったときは人がいませんでしたが、ここで練習したのちにギネスに使われた本番サイズのクロマー織りを体験できるとのこと。小気味いいリズムで織られていくのは見てるだけでも楽しかったです。
いよいよギネス記録にご対面……
練習コーナーを後にして、メインの建物に向かいます。そこでついに、ギネスに認定された1000メートルを超えるクロマーにご対面!
と、遠い……思った以上に荘厳な雰囲気で展示されていますが、横からならもっと近くで見られます。ここには糸巻きをしている人がいたり、クロマー織りに関係する道具が展示してあったりしました。
さらに横には寄せ書きコーナーが。
そもそもこのギネスへの挑戦には「カンボジアに誇りを持とう」「自分たちに自信を持とう」という思いが込められていて、そのような強い意志を感じるメッセージがたくさん書き込まれていました!
ちょっと疲れたらカフェでひとやすみも。スポンサーでもあるBread Talkが出店しています。
最後はおみやげ屋さん&「インスタ映え」スポット!
会場内にはクロマーや雑貨を販売するお店も10店舗ほど出店しています。天気が良くなかったのと、来場者は地元の人が多いからかこのエリアにはまったく人がいませんでした……。
そしておみやげ屋さんエリアを通り抜けて入り口の方に戻ってくると、何やら子どもたちがはしゃいでいるエリアが! 進んでみると……
カラフルな棒にクロマーがくくりつけられている展示のようなものが! 少し雨が降っていたのが残念です。晴れていればもっと「インスタ映え」な写真が撮れるのではないでしょうか?
そのほかにもブランコやシーソーなどの遊具があり、子どもたちの楽しそうな声(もはや叫び声)が響いていました。
もともとこのイベントの開催は挑戦を開始した今年の2月からギネス達成までとのことだったのですが、スタッフに確認したところ今月末まで続く予定だそう。
王宮近くということでアクセスもよいので、足を運んでみてはいかがでしょうか!
基本情報
会場場所
会場内地図開場時間:8:00-21:00(無休・7月末までの予定)
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