(日本語) 【ボンユキ社長ブログ-13-】癒しのマッサージタイム
(日本語) 【ボンユキ社長ブログ-13-】癒しのマッサージタイム
2018.08.14

こんにちは。ボンユキです。頑張ってブログを更新します!

このところ、超難問な翻訳に取り組んでいます。

平日の日中は会社のことやらでなかなか翻訳に集中できないので、土日、そして平日の夜な夜なやっているのですが……。気づくと、1日中座りっぱなし状態。最近は早朝に起きて作業をしたりしているので、下手すると6時頃から会社に行くまでの1時間半、会社についてから8時から5時まで、そして早々に家に戻って軽く夕食を済ませて7時頃から12時まで……ひたすら座っているわけです。

で、来ました。久々の坐骨神経痛症状。これはやばいです。先日は、もう限界!と5時に急いでマッサージへ。

この日は中国式足マッサージ。あんなに痛いのに普段はたいてい寝てしまうボンユキですが、なんだか眠れずテレビのリモコンを操作。カンボジアのニュース番組で止まり、なんとなく聞いてみようという感じに。

そこにはフン・セン首相が演説をしている様子があり「今こそ愛国主義をもって、クメール国民は立ち上がろう!」といったようなことをおっしゃっていました。

前回のブログにもあったように、フン・セン首相のイデオロギーの真髄を知りたいと夢インタビューまでした私にはとっても興味深い発言。じっくり見入ってしまいました。

そんなことをしているうちに、水害の被害者への支援物資を届ける国王の名代である大臣の様子や、赤十字が来る高校卒業試験の学生で宿泊施設の当てやお金がない学生には無料で住居を探してあげるといったアナウンスが流れていく。

マッサージをしてくれているカンボジア人の女の子に、なんとなく思いを聞いてみたところ、自分の姉は縫製工場で働いていて、結局最低賃金が上がっても家賃も物価も上がるので一向に生活はよくなっていない。自分は縫製工場ではなくこの仕事を選んだんだと。

縫製工場でも、マッサージの仕事でも、専門職としてきちんと技術を身に着ければいいのよ。頑張って! でも、こういう底辺にいる人の声をきちんと聴けている指導者は、日本を含め、世界中のどの国にいるんだろうね。

マッサージをしに来たのに、なんだか深い話になっていく。

水害被害者の様子を見ながら、そういえば日本も大変な災害がありましたよね、とマッサージのお姉さん。カンボジアもそうだし、ラオスもひどい出来事があったね、と、深まった話が今度は広がる。水害かとおもったら、あちこちで今度は異常な暑さになっていたり、自身が起きたり、火山が噴火したり、もうこれは、地球が限界を訴えているんだろうね。

そんなことを言うと、ちょっとわからないといった顔をするお姉さん。いや、地球は何億年だか何百億年ごとに熱くなったり寒くなったりして生命が絶滅したりしてきたのだから、きっとどこかでその日がやってくるわけで、それが私たちが生きているうちなのかもしれないし、逆らえないのよ。

結局人間も動物で、普通の動物と同じように食欲、性欲、睡眠欲があって、そこに知恵を持っちゃったばかりに欲の種類が増えて地位とか名誉とか金といった欲に侵されちゃったのよ。アダムとイブが禁断のリンゴをかじったばかりにね。それを自覚できれば、きっと人間も救われるんだろうけどなぁ。深まって広がった話が、地球や宇宙、生命、神話にまで飛んでしまった…。

そこまで行くと、お姉さんは苦笑い。

「はい、足は終わりです。次はリクエストの腿のところやりますよ」

そして……体全体が攣っている中で、この腿の部分が相当悪く、そのあとの会話といえば「ひー!痛い!やめて!きゃー!痛すぎるぅぅぅぅーーー」が響き渡ったのでした。

 

 

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