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2017.09.11

2003年から発行している「カンボジア生活情報誌NyoNyum」内でプノンペンやシェムリアップはじめ、カンボジア各地の風景や生活を紹介してきた「フォトさんぽ」コーナーをNyoNyum Webマガジンでも紹介します♪

 

カンボジアは首都・プノンペンと地方で大きく風景が変わる。

地方の風景を思い浮かべたときに欠かせないもののひとつが七輪だ。小さいけれど、網焼きをしたり煮炊きをしたり幅広くこなせる、ガスがない農村部の炊事の主力と言える。

値段は大きさや種類によって 1.25ドルから6.5ドル程度で、お手頃なのも大きな魅力だ。

この七輪が作られているのが、コンポンチュナン州だ。

素焼きの産地として有名で、七輪だけでなく鍋や瓶などさまざまな種類がひとつひとつ手作りされている。

素焼き販売に携わる男性に話を聞くと、ガスや電気が普及しているプノンペンでも、七輪で調理したほうがおいしいからと、各家庭にひとつは常備されていることが多いらしい。

一方で、「都会の人は忙しいから、自分で火をおこさないといけなかったり、火をおこしたあとも目が離せない七輪は面倒だって言う人もいるよ」と、プノンペンで起きているライフスタイルの変化を感じているようだった。

<NyoNyum No.86より>
写真、文 Photo & Text : Va Pov & Sourng Sambath
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