今月辞任したカンボジア代表のレアンドロ・ヴィトリーノ監督の後任に同サッカー協会テクニカルダイレクターの小原一典氏が暫定監督に就任した。ヴィトリーノ監督は、今年3月に就任したものの、1勝6敗と大きく負け越していた。さらに8月の東南アジア版オリンピック・SEA GAMES2017(23歳以下)でも5戦全敗と結果を残すことができず、10日に行われたアジアカップ2019予選ベトナム戦(0-5●)後に辞任を表明していた。
小原氏は、千葉県出身の45歳。高校サッカーの名門・市立船橋高校出身。2000年からスペインで育成年代を中心に指導者経験を積み、その後は日本で徳島ヴォルティス U-18 の監督等を経験。2012年から2014年にかけてブータン代表監督。2015年からカンボジアでテクニカルダイレクターを務めている。また、2015年4月にも暫定的にカンボジア代表監督を務めた経験があり、今回で2度目の就任となった。
なお、小原監督率いる新生カンボジア代表の初陣は、11月9日の国際親善試合ミャンマー代表戦。14日にはアジアカップ2019予選ヨルダン戦(いずれもプノンペンオリンピックスタジアム)を予定している。
先日、カンボジア人初のJリーグデビューを果たしたチャン・ワタナカ(藤枝MYFC)も招集される可能性が高いこの試合。プノンペン在住の方は是非、オリンピックスタジアムへ!
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