(日本語) バイク好きの若者が立ち上げた個性派カフェ『MOTO CAFÉ』
(日本語) バイク好きの若者が立ち上げた個性派カフェ『MOTO CAFÉ』
2018.08.28

8月発行の『NyoNyum』96号の特集は、「味わうカフェ空間」! プノンペンとシェムリアップそれぞれのカフェを取材しました。

観光の休憩や、パソコンでちょっと作業がしたい時に。有名店からまだまだ日本人の少ない穴場まで、さまざまなカフェをご紹介していきます。

 

デザイナーの私物も使用。コンセプトはバイク

昨年5月、中国大使館の近くにオープンした「MOTO CAFÉ(モトカフェ)」。

moto cafe
緑に囲まれた広々とした造りが特徴で、2階建ての建物とガレージのような飲食スペースに加え、開放的な中庭もある。訪れた日は平日にもかかわらず、たくさんのカンボジア人の姿があった。
(レジカウンターもあるメインの建物)
(離れの飲食スペース。車庫風のデザインになっている)

カフェを立ち上げたのは20代の若いカンボジア人。店舗設計を同年代の友人デザイナー3人に頼み、オーナー含め全員がバイク好きという共通点から、「モト(=クメール語でバイク)」をカフェのコンセプトに決めたそう。

(デザイナーが昔乗っていたというバイクが飾ってある)

店内にはライダースジャケットやグローブ、バイクのミニチュア、実物のバイクなどが飾られ、バイク好きでなくともワクワクする個性的な空間になっている。

(壁の一角。レトロでおしゃれな雰囲気)

 

圧倒的なオーダー率! 看板メニューも個性的

店の看板メニューはかき氷。ドリアン味とカンボジア伝統の甘味を踏襲したものの2種類があり、客の多くがどちらかをオーダーするという。2人前でちょうどいいサイズを想定しているとあって、ボリューム満点だ。

ドリアン味は、大きく盛った氷の表面を覆うように生ドリアンがたっぷり。少し高めの価格にも納得の贅沢さだ。

(Motocafé Shaved Durian $5.9)

カンボジアの甘味風の方は、味も見た目も楽しい一品。色鮮やかな緑と赤のシロップがかかった氷の上にジャックフルーツとココナッツがのり、まわりに添えられたドライフルーツや小豆、ナタデココなどのトッピングをお好みで混ぜながら食べる。

(Motocafé Shaved Ice $3.5)

かき氷のほかは、サンドイッチやパンといった軽食がカウンターに並ぶ。

 ドリンクはというと、コーヒーはもちろん、フラッペ、フルーツを使ったスムージーにフレッシュジュースと豊富なラインナップ。かき氷にも使われているパームシュガー入りのラテは、コクのある味わい。
(手前:Iced Caramel Latte(L) $3.25、奥:Iced Palm Latte (L) $3.20)

友人と会話を楽しみながらかき氷を食べたり、ノートパソコンを広げたり…。20代オーナーが立ち上げたこの店には、地元の若い学生たちが集まる。さまざまな目的で利用されており、とにかく席数が多いので1人でもゆったりとスペースを使えるのがうれしい。まだ外国人にはあまり知られていない、要注目のカフェだ。

 

店舗情報

『MOTO CAFÉ』

住所:No.36, St.402 corner of St. 185, Phnom Penh

電話:096-892-0508
営業時間:6:30-21:00(定休日なし)
エアコン○ 電源○ Wi-Fi○
席数:150席以上

▽MOTO CAFÉの雰囲気をもっと知る▽

(2018年8月発行『NyoNyum』96号より)

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