最低賃金、80ドルに引き上げへ
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2013.03.25

カンボジア社会問題・退役軍人・青少年更正省は21日、同国の縫製・製靴業セクターの労働者向け最低賃金を、5月以降、現在の月額61ドルから月額80ドルに引き上げると発表した。

同省の声明によると、最低賃金は月額で61ドルから73ドルに引き上げられ、さらに健康手当として月5ドルが加算され月額78ドルとすることで素案が固まった。そこへフン・セン首相の指示で2ドルが加わり、月額80ドルとなった。これまで月額100ドル以上への引き上げを要求してきた労組側は受け入れについて検討をしているが、「引き上げ幅が小さい」との反発も強い。

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