カンボジアの観光スポットは遺跡だけじゃない。海の町にもぜひ訪れてほしい! ということで今回は、海ならではの楽しみが満載の日帰りアイランドトリップ。現地在住者による「実況」レポートをお届けします!
日帰りIsland Boat Trip を楽しもう!
ニョニュム読者のみなさん、こんにちは。IPPUKU(一福)・哲平です。え〜現在午前10時、タクシーで船着場に向かっているところでございます。
で! どうですか? このいかにも魅力的なタイトル! そうです。今日は釣りに、シュノーケリング、クリフダイビングにBBQと、シアヌークビルの海を船とともに本気で楽しもうって企画です。
と、言っている間にも船着場に到着。ここはオートレスビーチ2(Otres beach 2)の端、川と海がちょうど繋がっている地点です。「Van Boat Tours Travel」のヴァン船長(30)とその友達数名、「IPPUKU」の常連Y本さん(我が妻、妊娠中につき欠席)とともに、エンジン買いたて新品の黒い船で、いざ出航!
「うーみよー、俺のうーみよー」とサビしか知らない(失礼、若大将)歌を歌いながら、船はゆくゆく波間を超えて小1時間、フィッシングポイントに到着。
ここで哲平のワンポイントアドバイス!
あれば竿を持参するとよいでしょう。ここでの釣りは基本、竿は使いません。糸巻きやペットボトル巻きつけた糸に重りと簡単な仕掛け、針をつけただけのものを海中に垂らして釣ります。エサはイカ。現地の人は慣れたもので、器用にぽんぽん釣り上げますが、僕みたいな素人には指の感触で魚の動きに合わせるのはとても難しいのです。
が、今回は家に忘れてきたため竿なしでTRY。
船長推奨の2、3ポイントを釣っては移り、釣っては移り。で、案の定「……俺、全然釣れね〜」。でも自分で釣れなくても大丈夫。釣りは競技ではありません。釣果は船全体の成績で見る。結果みんながたくさん食べられれば良いのです。
ぼちぼち釣りにも飽きた2時半頃、最終ポイント、チャンルオ島(Koh Chanloh)に到着。崖が切り立っているため島には降りず、島のそばに停泊して遊びます。
岩牡蠣を採ったり、シュノーケリングしたり、象岩からダイブしたり、船上で釣りたての魚介類を焼いてみたり(プシュ)、刺身にして食べたり(グビグビ)…。好き勝手に自然と戯れまくれる贅沢な場所と時間です。ホント(プシュ)、嗚呼、言葉にならぬ有難き幸せ…(グビッ)。
さて、ここでまた哲平アドバイス。
ワサビと醤油は必ず持参しましょう。あれば味噌も。獲れたての魚で作る海鮮味噌汁、さながら料亭です。たとえ器はプラコップでも。
島の象岩に上って海にジャンプ! ……は、しませんでした。高くてビビりました。(が、後日某美女に「守りに回る父になるな! 飛べ!」と激励をいただきましたので、次は飛ぶよ。ハイ)
そんなこんなで夕方4時くらい、散々遊んで飲んで食って、ぼちぼちみんな遊び疲れたので帰路につきます。
再び船を走らせると不思議な光景に出会いました。ダンディY本さんが、海原の目視1km先くらいを指差し、「あそこだけ雨が降ってる」。
晴れ間に取り残された雨雲が、そこにだけ雨を降らせているのでした。「おぉーなんかすげー! なんか綺麗だー」なんて言っていたら「うわーー!!」、この船もその雨雲の中に突撃!? 突如、濡れ犬の気持ちを味わいそうになったけど大丈夫。船長のオチャメな計らいか、さらにその雨を全速力で突き抜けて再び晴れ間へ。そして日も落ちかけた夕方5時過ぎ、無事に港へと着いたのでした。
INFO
Van Boat Tours Travel
Tel: 097-326-4646, 090-256-8619
・ボート1日貸切料金:$60(定員10名)
・釣り道具、シュノーケル、BBQセット、ライフジャケット完備
・英語で予約可
(2017年11月某日 @シアヌークビル 哲平/NyoNyum 92号より)
シアヌークビルレポーター 哲平&Cha
2017年1月、新宿ゴールデン街に開いた店をスタッフに託し夫婦でシアヌークビルへ移住。現地にて、日替わりおつまみなどの料理とお酒が楽しめる隠れ家的バー「一福(Ippuku)」を経営。
・シアヌークビルについてもっと知りたい→大定番! セレンディピティビーチからオーチティルビーチを満喫
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