プノンペンで開かれていた東南アジア諸国連合(ASEAN)は13日までに、ASEAN外相会議の「共同声明」を見送ることを決めた。45年間のASEAN史上初めての事態で、調整役である議長国カンボジアの手腕に批判が高まっている。
共同声明が見送られたのは、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ブルネイのASEAN加盟4カ国と、中国との間で、南シナ海の領有をめぐる対立が激化したため。フィリピンなどが共同声明の中に問題の明記を求めたのに対し、親中派のカンボジアがこれを拒否した。
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