【 カンボジアでHappy子育て!その8】挨拶の出来る子
【 カンボジアでHappy子育て!その8】挨拶の出来る子
2021.10.20

このコラムはプノンペンにあるラッフルズメディカルカンボジアの八木加奈恵先生がカンボジアで子育てを通じて様々な子供との接し方などを紹介していきます。

今回は「挨拶の出来る子」についてお話します。

 

「挨拶の出来る子」

「おはようございます」「こんにちは」「いただきます」「ごちそうさま」「ありがとう」「お疲れ様」など、日本語には沢山の挨拶の言葉があります。これは私が日本語が好きな理由の一つです。

ところで、自分の子供に挨拶ができるようになってほしいと思っている方は多いと思います。

そして、例えば子供がお友達からお菓子を貰って何も言わなかったとき、「ありがとうってちゃんと言いなさい!」とガミガミ言ってしまうことはあると思います。

子供はそもそも出来ないことでいっぱいです。

挨拶もその一つです。

挨拶をするのを忘れてしまうこともあるでしょうし、挨拶をしたくても恥ずかしくて言えない子もいます。

もし、挨拶がうまく出来なかったときに、いつもガミガミ怒ってしまうと、子供は次またうまく出来ないと怒られてしまうと思い、もっと言えなくなってしまいます。

挨拶が出来る子にしたい場合はまず、周りの大人が子供に大きな声で挨拶をしてあげるとよいと思います。

朝起きたら「おはよう」、学校に行くときは「いってらっしゃい」、帰ってきたら「おかえり」、ご飯のときは「いただきます」、寝る前は「おやすみ」など、子供が返事を忘れたり言えなかったとしても、毎日毎日笑顔で言ってあげると、子供はいつしか大きな声で笑顔で、挨拶が出来るようになるはずです。

 

この記事を書いた人:八木加奈恵


ラッフルズメディカルカンボジア小児科専門医、総合診療医、タッチセラピスト。乳児検診、発達障害児診療、成人の心療内科等臨床経験多数。平日毎日出勤。2 児の母(子育て中)。
Raffles Medical Cambodia

 

@RafflesMedicalCambodia

 

<過去の記事一覧>

1:子供のストレスとどう向き合う?
2:友達付き合いの大切さ
3:不登校①
4:不登校②
5:「過保護」と「過干渉」
6:「共感の声かけ」
7:「スキンシップのすすめ」

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