(日本語) どうしましたか #53 クリニック開業とインタビュー
(日本語) どうしましたか #53 クリニック開業とインタビュー
2020.02.01

NyoNyum Magazine にて連載している医療コラム「どうしましたか」

ケン・クリニック院長の奥澤健氏が、流行病の対策、風邪やけがの処置方法から、病院での出来事、おすすめのダイエット方法まで「カンボジアにおける医療のよしなしごと」を愉快に綴ります。

今回は、NyoNyum100号記念号に掲載されたコラム。
ケン先生とNyoNyumの思い出について。

クリニック開業とインタビュー

私がニョニュムに初めて載せていただいたのは、第47号(2010年6-7月)の『Top Runner』である。
1ページ全体にわたる紹介記事とケンクリニックの広告であった。

「日本人初の開業医、医療で両国の『かけ橋』に」という題である。

刷り上がったときは、それはもううれしくて、かなりの数を日本の友人や親戚に送ったことを覚えている。

久しぶりにその号を手に取ってみると、今から9年前の私が載っている。
自分で言うのも何だが、初々しい。

日本に居た頃の私は、なんとなく「医療機関が広告を出すなんて、はしたない」と思い込んでいた。
それまで目にしたクリニックや病院の広告のほとんどは、美容系のそれであったからかもしれない。

2009年10月にカンボジアに移住し、2010年2月にクリニックをオープンさせたが、当然広告はどこにも出さなかった。
日本人の集まりにはすべて顔を出して「今度、診療所を開業します」と説明して回ったし、カンボジア式のオープニング・パーティーは開いたので、それで充分だろうと高を括っていたのである。

甘っちょろい予想は見事にはずれ、最初のうちは、ほとんど患者さんが来なかった。
閑古鳥が鳴く日が続いたある時、このままではイカン!と、広告を出すことを決意した。
やはり日本人に最も知ってもらいたかったので、広告媒体は迷うことなく老舗のニョニュムに決めた。

担当者からインタビューを受けて、カンボジアに来た理由、これこらどんなことをしたいか、などを要領よくまとめて記事にしていただいた。
同時に広告も載せてもらった。効果はてきめんで、それから皆さんに認知されるようになり、患者さんの数も徐々に増えていった。

さらに次の第48号からはコラムの執筆を依頼された。
もちろん二つ返事で引き受けた。
それが今も続く医療コラム『どうしましたか』である。
カンボジアにおける医療のよしなしごとを綴っている。

最近はネタに困ることもあるが、それでも何とかひねり出した話を「面白かった」「ためになった」「いつも読んでるよ」と言われるとうれしい。これからも医療情報を、飽くことなくできるだけわかりやすく発信していきたい。

(この記事は2019年4月に発行されたNyoNuym100号に掲載されたものを再掲しています。文中の情報は当時の情報です。)

コラムニスト:奥澤 健(おくざわ・けん)

医学博士
2010 年 2 月よりプノンペンにケン・クリニックを開業。1963 年生まれ。東京医大卒。キズを早くきれいに治す「湿潤療法」と医学的に正しい 「低糖質ダイエット・健康法」を指南。NyoNyum48号(2010年8月発行)より本コラム連載。

ケン・クリニックホームページ

 

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43:飲むなら「ゼロ」
44:イボはテープで治せる!
45:ジカ熱がカンボジアに!?
46:子どもの食物アレルギーの原因と予防法
47:猫に咬まれて失明!
48:麻疹ワクチンをうちましたか?
49:ざんねんな(?)デング熱ワクチン
50:風疹ワクチン「も」うちましたか?
51:手足口病は大人にもうつる!?
52:食あたりに気をつけて!
53:クリニック開業とインタビュー

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