どうしましたか #73 今年還暦トム・クルーズの健康法とは?
どうしましたか #73 今年還暦トム・クルーズの健康法とは?
2022.08.22

カンボジア生活情報誌NyoNyum Magazine にて連載している医療コラム「どうしましたか」

ケン・クリニック院長の奥澤健先生が、流行病の対策、風邪やけがの処置方法から、病院での出来事、おすすめのダイエット方法までいろいろな医学トリビアを愉快に綴ります。

今回は、今年還暦になるあの”トム・クルーズの健康法”についてです。

 

今年還暦トム・クルーズの健康法とは?

2022年5月下旬『トップガン マーヴェリック』をプノンペンの劇場で観た。前作の『トップガン』も1986年公開当時に東京で観た。今回は36年前の遠い青春時代を思い出しながらの鑑賞であった。

ストーリーもアクションも文句なしにおもしろかったが、最も感動したのは主演のトム・クルーズのルックスである。相変わらずカッコイイ。全く「老い」を感じさせない。どうしたらこんな風になれるのだろうか?

この36年間ずっと銀幕のトップスターであり続けたわけだから、肉体のトレーニングはもちろん食事にも気を遣っているはずだ。雑誌『yoga JOURNAL』から抜粋したその秘訣が以下である。

1. 揚げない:揚げ物は食べない。火を通す場合は焼いて食べる。

2. いい油、脂しか食べない:オリーブオイルやサーモンなど身体にいい油脂を摂取している。

3. パスタやパンに手を出さない:炭水化物を食べないでタンパク質と野菜をメインにしている。

4. スイーツは食べない:砂糖は厳禁。でも本当は甘いものが好きらしい。誘惑に負けない、ということであろう。

5. お腹を減らしすぎない:空腹になりすぎると反動で食べ過ぎてしまうので、ナッツなど健康的なスナックを間食にしている。

2から5までは同じアラ還の私が10年前から実践・推奨している『低糖質食』そのものである。トム・クルーズになりたければ、1から5の食事に加えてトレーニングも必要であろう。しかし、若さと健康を保つだけなら2から5で充分、1は気にせずにから揚げも天ぷらもOKである。

(この記事は2022年8月に発行されたNyoNuym120号に掲載されたものを再掲しています。文中の情報は発行当時の情報です。)

 

コラムニスト:奥澤 健(おくざわ・けん)

医学博士
2010 年 2 月よりプノンペンにケン・クリニックを開業。1963 年生まれ。東京医大卒。キズを早くきれいに治す「湿潤療法」と医学的に正しい 「低糖質ダイエット・健康法」を指南。NyoNyum48号(2010年8月発行)より本コラム連載。

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48:麻疹ワクチンをうちましたか?
49:ざんねんな(?)デング熱ワクチン
50:風疹ワクチン「も」うちましたか?
51:手足口病は大人にもうつる!?
52:食あたりに気をつけて!
53:クリニック開業とインタビュー
54:狂犬病ワクチンがない!?
55:熱がないのにデング熱
56:問診不可能なカンボジア人患者(前編)
57:問診不可能なカンボジア人患者(後編)
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72:「 日本の水際対策とは何だったのか?」
73:「 今年還暦トム・クルーズの健康法とは?」

 

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