11月19日、第7回ドリーム・ガールズ・デザインコンテストが開催
11月19日、第7回ドリーム・ガールズ・デザインコンテストが開催
2017.11.21

カンボジア人女性の経済的な自立を目的に2011年から開催されているドリーム・ガールズ・デザインコンテスト(主催:株式会社ブルーミング・ライフ、共催:NPO法⼈ドリーム・ガールズ・プロジェクト)の授賞式がプノンペンのイオンモールで開催された。

 

カンボジア中から7歳から34歳までの女性が自身の作品を応募。その中から優秀な作品を紹介し、見事1位に輝くと賞金1000ドルに加え、デザインが商品化されるという画期的なイベント。

また、当日は参加者や協賛スポンサーはじめ、その家族や友人など多くの人が会場に足を運んだ。

受賞式の他に過去の受賞作品の紹介やファッションショーも行われ、会場は大いに盛り上がった。

そして、各賞発表の瞬間は緊迫した雰囲気で参加者の方々もかなり緊張した様子。彼女たちのこのコンテストにかける強い思いが伝わってきた。

そして、見事1位に輝いたのはVa Ponleuさん。サプライズで今イベントの審査員でYamada School of Artの山田隆量代表からお祝いのビデオメッセージ。Ponleuさんも恩師からのメッセージに感激し、会場全体がすばらしい雰囲気に包まれた。

カンボジアでは美術の授業がない学校が多いが、女性を中心にアートやデザイン関連の仕事が人気だという。今回で7回目を迎える今イベントだが、デザイン関連の仕事を志すカンボジア人女性にとって憧れの舞台として認識され、彼女たちの目標となっている。この日紹介された作品は彼女達の努力の賜物であり、それぞれの人生において素晴らしい経験となったに違いないだろう。来年以降もカンボジアの女性が夢をかなえる貴重な機会として、さらなる発展に期待したい。

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