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【カンボジア州別情報】コンポンチュナン州

カンボジア各州情報では、カンボジアにある24州と1特別市のそれぞれの名所・ホテル・お土産・料理など観光に役立つ情報をお届け!今回はトンレサップ湖の南にある、素焼きの器で有名なコンポンチュナン州をご紹介します。

基本情報
州名 :
州都 : コンポンチュナン
面積 : 5,521 km²
人口 : 525,932(2018年の国勢調査より)
アクセス : プノンペンから国道5号線で91km

農業と漁業で栄えるコンポンチュナン州は、伝統的に素焼きの土鍋やびん、七輪の生産でも有名。女性たちがつくった素焼き製品を、男たちが牛車に乗せて行商する。
川を利用して運搬することも多く、土鍋が集まる港「コンポン(港)チュナン(鍋)」が州名となったといわれている。

ダウンタウン 

伝説の一場面を描く彫像

コンポンチュナン中心地には、プサールーとプサークラォムという2つの市場があり、各地から集まる農産物や商品でにぎわう。
街の中央にはコングレイという女性が、馬に乗って逃げる夫を追いかけている様子の彫像がある。これはコンポンチュナンの村が舞台となったプットサェンとニァンコングレイの物語を描いたものである。

コンポンプレァ遺跡 

女遺跡(右)と男遺跡

市街から北西へ44kmのところにあるが、道路コンディションが悪く2時間ほどかかることもある。乾期は陸路だけで到着できるが、雨期はボートで2km移動する必要がある。
敷地内には女遺跡と男遺跡がある。女遺跡は紀元7~8世紀に建設された約5m四方、高さ60mの建物で、美しい彫刻がきれいに残っている。
男遺跡は4m四方、高さ5mの建物であるが、崩壊が進んでいる。

ニァンコングレイ山 

伝説の残るニァンコングレイ山

市街から北へ14kmのところにある行楽地。市内の船着場からボートに乗って30分、さらに陸路で30分ほどのところにある。

この山には伝説がある。二人の富豪夫婦が12人の娘を授かった。娘たちが成人になるまでに多くの費用がかかったため、夫婦は貧乏になり、夫婦は娘を森に捨てることに決めた。
12人の娘は急いで逃げ出し、ある王国にやってきた。王は娘全員を妻として迎えたが、妖怪がこれを知り、娘たちよりももっと美しい女に変身して王を誘惑し、王妃の地位に就いた。
12人の娘は山の洞穴に捨てられ、しばらくして失明してしまった。末娘だけが少し見えた。その後、12人の娘はみな妊娠し、子供を出産したが、空腹に耐えられず子供たちを食べてしまった。末娘は子供が哀れだと思い、男の子を救い、育てた。
彼は大きくなり、ニァンコングレイという女性を妻とした。彼は、妻の持っていた目の治る薬を盗んで母たちのもとへ走ったが、これを追いかけた妻は途中で死んでしまった。その場所がこの山といわれる。というもの。

プラサートスレイ/プラサートプロッス

プラサートスレイ

プラサートプロッス

遺跡へ行くための船着場市街から29kmのところにあるのがプラサートスレイ。船でコンポンレーンまで行き、さらに川沿いの赤土の道路を走り1時間45分ほどで到着。この遺跡は7~8世紀ごろに建設されたヒンズー寺院で、高さは17mある。遺跡の前には美しい森が広がる。

一方、プラサートプロッは市街から31kmのところ、プラサートスレイからさらに2km進んだところに位置する。遺跡までのおよそ500mの道は徒歩で、あぜ道を通っていかなければならない。やがてプラサートスレイより少し小さい遺跡(高さ15m)に到着する。