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【気がついたらカンボジア②】~たくさんの感動を与えられる最高の仕事を夢見て~ 小山 大志さん

今年はコロナウイルスの影響でめっきり減ってしまったものの、これまで年間約20万人もの日本人が訪れる国カンボジア。

世界遺産アンコールワット観光をはじめ、学校や孤児院でのボランティア活動で訪れたり、はたまた夢と希望を抱いて新興国カンボジアで事業を興した方など、実に様々な目的でこの国にやってくる。

また、成長著しいカンボジア経済の影響もあり、ここ数年間の日本人移住者の増加率は前年比15%前後と世界でもトップクラスである。

実際に現地を訪れてみると、この国の不思議な魅力の虜になってしまい、「年に何度も足を運んでいる!」、「はまり過ぎて移住してしまった!」という人も少なくないはず!?

この連載では、気がついたらカンボジアにはまってしまった方々にまつわるストーリーを紹介していきます。

第2回目は小山大志さんです。現在は新潟県内の高校に通う高校3年生ですが、実は幼い時に母とともにカンボジアに移住し、その時の原体験がその後の人生を変えるきっかけになったといいます。

果たして小山さんは現地でどんな体験をし、カンボジアにハマっていったのでしょうか。

 

小山 大志さん

■プロフィール

新潟県出身。母と兄とともに2013 年からプノンペンに移住し、16 年まで住んだのちに日本へ帰国。カンボジア滞在期間中にカンボジアリーグと見たことがきっかけでサッカーをはじめる。現在は新潟県内の高校に通う高校3 年生。来春よりカンボジアで就職する予定。

 

 

カンボジアに来たきっかけ

初めてカンボジアに来たのは2012年12月、ツアー旅行ででした。

当時まだ10歳で、海外旅行はおろか、飛行機に乗るのも初めて。

もちろんカンボジアなんて国は知るはずもなく、すべてが不安でした。

しかし現地に着いてみると、いろんな場所を訪れたり孤児院の子どもたちと遊んだりしているうちに、すっかりカンボジアの虜になっていました。

そして、日本に帰ってきてからも僕のカンボジア熱は冷めず、母と「また行きたいね」とよく話していました。

そしてある日突然、母が「カンボジアに住みたい!」と言い出しました。

あまりにも唐突だったのですが、カンボジア滞在中楽しそうにしていた母の姿を見ていましたし、僕もまたカンボジアに行きたいと思っていたので、母の提案に賛成しました。

当然、まわりの人の反対もありましたが、そのまま話がどんどん進展していき、初めてカンボジアに来たわずか4カ月後に僕たちはカンボジアに移住していました(笑)。

今思い返すと、当時の母はよくこんな型破りなことを実行したなと思う反面、その行動力がなかったら今の僕はなかったので、母には本当に感謝しています。

 

ソルティーロとの出会い

カンボジアに移住してからしばらく経った頃、友達に誘われサッカーを始めました。

日本に住んでいたときは野球が大好きでサッカーにはまったく興味がなかったのですが、サッカーをしていくうちに魅了され、ほんと夢中になりましたね。

その後、カンボジアにもサッカーリーグがあることを知り、母に連れられて初めて試合観戦に行ったときに、保険の仕事をしている母のお客さんだった辻井翔吾さん(現ソルティーロアンコールFC代表)に出会いました。

翔吾さんは当時、別のサッカークラブで働いていたのですが、それから僕はサッカーを教えてもらったり、一緒にご飯に行かせてもらったり、親子ともども仲良くさせてもらっていました。

翔吾さんからはカンボジアのサッカー事情をはじめ、クラブスタッフの仕事内容を教えてもらったり、試合に勝ったときの喜びや感動を近くで見ているうちに、次第にサッカーに関わる仕事に憧れを持つようになりました。

当時、カンボジアサッカーは急成長の真っ只中。

代表チームもクラブも試合を重ねるごとにどんどん進化していっているのを子どもながら感じており、僕もいつかカンボジアサッカーの成長を間近で見ている翔吾さんのような仕事がしたい!と思うようになりました。

その後、2016年3月に僕は日本に帰国しました。

しばらくして、翔吾さんがソルティーロのサッカースクールを立ち上げたということは聞いていましたが、まさかサッカークラブを立ち上げるとは思いもしなかったので、日本でニュースを見たときはすごく驚きました(笑)

日本に戻ってからも、学校の長期休みを利用してカンボジアに遊びに行った際に、ソルティーロの試合を観に行くことができました。

ソルティーロの自分と年齢が変わらない若いカンボジア人選手たちが、カンボジア代表クラスの格上の選手に食らいついている姿が今でも脳裏に焼き付いています。

翔吾さんとも再会し、見に来てくれた日本人のお客さんに挨拶している姿を見て、本当に翔吾さんが代表なんだということを実感しました。

 

インターンで感じたこと

今年の3月にソルティーロで4日間ですがインターンをさせてもらいました。

インターン中は主にインタビューなどの広報業務のほか、練習や試合のサポートをさせていただきました。

インタビューはソルティーロの認知度調査で、シェムリアップのいろんな場所に行きインタビューを行いました。

インタビューしてみた結果、思っていたより認知度が低いことがわかりました。それと同時にソルティーロを認知していない人は、サッカーに興味がないことがわかりました。

ソルティーロを町の人が認知していないのはすごくショックでしたが、サッカーに興味がないということはほかに好きなクラブもないので、クラブの魅力を知ってもらうために僕たちが工夫をすれば、試合を見にきてくれるようになり、サッカーとソルティーロのファンになってくれると思ったので、とてもポジティブにも感じました。

練習では僕がガチガチに緊張しているなか、選手やスタッフの方が気さくに話しかけてくださり心がとても楽になりました。

本来はサポートする立場なのに逆にサポートしてもらい、みなさん本当に優しい方たちばかりでした。なかでも僕と同年代のトイ選手とは仲良くなり、彼が試合でプロ初ゴールを決めた瞬間は本当にうれしかったですね。

 

これから先、実現したいこと

来年から憧れだったサッカーに関わる仕事をソルティーロでさせていただくことになりました。

この時点で僕の夢はひとつ叶いますが、これで満足はできないと思っています。

今はまだ日本にいますが、日本でもできることを考えて実行していきます。まず英語とクメール語の勉強をします。

インターン中、僕の英語とクメール語のレベルでは全然通用しないと痛感しました。とくにクメール語は思ったことを伝えることができず、本当に悔しい思いをしました。だからカンボジアで通用するレベルの語学を習得できるよう頑張ります。

カンボジアに戻ってからは、選手がサッカーに集中できるようにするためにはどのようなサポートをするべきなのかを、常に考えて行動したいと思います。

また、試合を見にきてくれるファン、サポーターを増やすことで選手の背中を後押しし、結果チームが勝てるような環境づくりをすることが僕の仕事だと思います。

今はまだ未熟者ですが、ソルティーロに関わってくださる方々の力をお借りしながら絶対につくります。

そして、いつかソルティーロアンコールFCがアジアで通用するようなクラブにすることが、僕のこれからの夢です。

 

<ソルティーロアンコールFCの現状>

そしていま、新型コロナ感染の影響で第5節終了時点でリーグ戦が中止となったカンボジアリーグ。

なんとか今月から練習再開し、リーグも7月4日に再開する目途がたったものの、当分は無観客試合とのこと。

リーグに参加しているソルティーロアンコールFCも大変な苦境に立たされています。

無観客でクラブとしての貴重な収入源が確保されず、来年以降のまとまった収入の目途も立っていない状況の中、なんとか打開しようとスタッフ達が奔走しています。

そんな若者達の希望の灯を絶やさないために日本でも、日本法人後援会が日々動いています。

様々な特典などもありますのでご興味ある方はぜひ一度、公式HPをご覧ください。

よろしくお願いします!

 

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<第1回目の記事:秋庭 洋さん>


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