【旅育!!ノマド家族。】⑮子どもと旅育、大人も旅育
【旅育!!ノマド家族。】⑮子どもと旅育、大人も旅育
2021.11.15

現在、カンボジア国内で配布中のNyoNyum 115号から!

中村英誉さん、有紀子さん夫妻のカンボジアはじめ、海外での子育ての様子を紹介する「旅育!!ノマド家族。」もWEBサイトでも紹介!

第15回目の今回は『コロナ禍だからこその出会い』です。

 

子どもと旅育、大人も旅育

海に来た。旅に出れなくなって、久しぶりの海だ。

とはいえ、最初、旅をすることを躊躇した。

『本当に旅なんてしても良いのだろうか?』。

プノンペンは夜間禁止令や飲酒禁止令もあり、夜は家に引きこもる。おかげで夜な夜な昔の思い出に浸りながら、毎日note を書いている。

昔の記録を確認すると、今では信じられないほど海外を飛び回っていた。

あの頃の私は、こんなに旅に出ることを躊躇する時代が来るなんて、思いもしなかったことだろう。

コソコソと、タクシーをチャーターすることを企てる。

昔は知り合いづてのタクシードライバーとの交渉が定石だったが、知り合いづてにCamboticket という長距離タクシー予約アプリがあることを教えてもらう。

まどろっこしい交渉なんて必要がない。Grab のように、行き先を指定すれば家の前まで迎えに来てくれるのだ。

本当に便利な時代になったものだ。知るか、知らないかで大違いだ。

タクシーに乗って、久しぶりの家族で遠出。

こんな時代なのに、プノンペンの郊外も変化している。知らない間に、プノンペンは大きくなっていた。

海が見えると『海だ!!』と心が弾む。単に海が見えただけなのに、新鮮な気持ちを思い出させてくれるのはなぜだろうか?

色々な刺激が、久しぶりに降り注ぐ。ケップの海を眺めながら、今、この文章を書いている。

目の前で、3歳になった息子が、初めてのカンボジアの海ではしゃいでいる。

『旅育』は、子どものためだけのものではないかもしれない。

久しぶりの『旅』は大人の私たちにとっても、色々な学びや刺激を与えてくれるからだ。

 

筆者プロフィール

筆者: 中村英誉

『社会貢献×デザイン・アート』を目指す一般社団法人 Social Compass(ソーシャルコンパス)代表。カンボジアで出会った元青年海外協力隊員の妻と結婚し、息子のぼっこも誕生。「旅育ノマド家族を目指します !!」

◆ Social Compass公式WEBサイトhttps://socialcompass.jp

これまでの記事

父:中村英誉さんのインタビュー記事

①子供に優しいカンボジア社会

②初めての海外旅行!?

③変化を求め続けてきた僕にとって結婚・子供は人生最高のスパイスだった

④息子ぼっこ、YouTubeデビューを果たす!?

⑤息子はデジタルネイティブ世代!?

⑥City Bus で行く、 日帰りプチ旅行のススメ

⑦息子との再会を夢見ながら Zoom で成長を見守る日々

⑧こんな時こそ、クリエイティブに!

⑨夫婦仲の秘訣は相手の話を聞くこと

⑩旅育の成果現る!?

⑪『単なる一時帰国』が『ドキドキの大冒険』に!?

⑫子供との隔離生活で得た視点と気づき

⑬ロックダウン育!!在宅家族

⑭コロナ禍だからこその出会い

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