【旅育!!ノマド家族。】⑰『ありがとう絵本』を出版する
【旅育!!ノマド家族。】⑰『ありがとう絵本』を出版する
2022.03.14

現在、カンボジア国内で配布中のNyoNyum 117号から!

中村英誉さん、有紀子さん夫妻のカンボジアはじめ、海外での子育ての様子を紹介する「旅育!!ノマド家族。」もWEBサイトでも紹介!

第17回目の今回は『ありがとうの絵本出版』についてです。

 

『ありがとう絵本』を出版する

息子の誕生日プレゼントに、絵本を作ることにした。そんな訳で、息子に伝えたいメッセージを真剣に考える。とはいっても、息子もまだ3 歳。あまり込み入ったお話は、まだ理解ができないだろう。

妻から「世界中の挨拶なんてどう?」と提案される。なるほど。「おはよう」「こんにちは」の絵本は、家にもたくさんある。3 歳児にはちょうど良い。

挨拶の中でも、特に大切だと伝えたいのが「ありがとう」だ。「ありがとう」さえ話せれば、世界中の色々な国を旅することができる。「ありがとう」さえ覚えれば、どんな国の人たちとも仲良くなれる。だから「ありがとう」の絵本を作ることにした。

アンコールワットのゆるキャラ・ワッティーが「オークン」を教えてくれる絵本。それ以外にも、ピラミッドやマチュピチュ、富士山などの各国の世界遺産のキャラクターがそれぞれの国の「ありがとう」を教えてくれる絵本だ。

最初はプリンタで印刷してホッチキスで止めただけの簡単なものだった。気がつけば、ほとんど読まれず、おもちゃ箱の奥深くに眠ることになる。それじゃ、切ない。そこで、オールカラーでハードカバーのちゃんとした絵本にすることにした。

そうなると、最低ロットでも500 冊。もうそうなると、立派な出版だ。だから、息子以外のカンボジアにいる子どもたちに配ることにした。日本語だけではなく、英語・クメール語も表記する。

イオンモール2 号店で、出版記念トークショーまで行ってしまった。息子も、色々な人種のお友だちにドヤ顔で配っている。絵本を通じて、色々な人たちと仲良くなってくれたら嬉しい。

 

筆者プロフィール

筆者: 中村英誉

『社会貢献×デザイン・アート』を目指す一般社団法人 Social Compass(ソーシャルコンパス)代表。カンボジアで出会った元青年海外協力隊員の妻と結婚し、息子のぼっこも誕生。「旅育ノマド家族を目指します !!」

◆ Social Compass公式WEBサイトhttps://socialcompass.jp

これまでの記事

父:中村英誉さんのインタビュー記事

①子供に優しいカンボジア社会

②初めての海外旅行!?

③変化を求め続けてきた僕にとって結婚・子供は人生最高のスパイスだった

④息子ぼっこ、YouTubeデビューを果たす!?

⑤息子はデジタルネイティブ世代!?

⑥City Bus で行く、 日帰りプチ旅行のススメ

⑦息子との再会を夢見ながら Zoom で成長を見守る日々

⑧こんな時こそ、クリエイティブに!

⑨夫婦仲の秘訣は相手の話を聞くこと

⑩旅育の成果現る!?

⑪『単なる一時帰国』が『ドキドキの大冒険』に!?

⑫子供との隔離生活で得た視点と気づき

⑬ロックダウン育!!在宅家族

⑭コロナ禍だからこその出会い

⑮子どもと旅育、大人も旅育

⑯プノンペン市内でも旅育!

⑰『ありがとう絵本』を出版する

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