【旅育!!ノマド家族。】⑱波乱の帰国大作戦
【旅育!!ノマド家族。】⑱波乱の帰国大作戦
2022.05.19

現在、カンボジア国内で配布中のNyoNyum 118号から!

中村英誉さん、有紀子さん夫妻のカンボジアはじめ、海外での子育ての様子を紹介する「旅育!!ノマド家族。」もWEBサイトでも紹介!

第18回目の今回は『波乱の帰国大作戦』です。

 

波乱の帰国大作戦

ちょっと遅めの七五三

家族で一時帰国中だ。前回の帰国は、ニュースを見ながら、日本の入国後の規制に不安を感じ、一日も早い帰国を決意。朝一にその日の夜の便にフライト変更を行った。結果、日本入国後は公共交通機関が使えなくなる前日に滑り込み。気分はミッションインポッシブルだった。

こんなドキドキする帰国は、もう二度とないだろうと思っていたのに、まさか勝るとも劣らぬドキドキ帰国が待っているなんて…。

水際対策の変更や息子の体調不良に、続く陽性疑惑、PCR 検査の予約騒動に、最後は無事チェックインできるかまで、本当に飛行機の搭乗間際まで心が休まることはなかった。

いくつもの事件を経て、何とか日本にたどり着いたと思ったら、夫、まさかの隔離施設で脱臼。最後まで事件を起こすのが夫だ。事件がありすぎたので、書ききれない。興味がある方は夫のNoteをご一読ください。

大好きなレゴだらけのレゴランド。レゴで船を作って、レースができる

日本に到着して、2 週間ほどが経った。飛行機に乗り、寒くてトゥクトゥクのいない日本に終始テンションの高かった息子だが、未だにテンションが高い。

そしてどんどん日本語を吸収して、覚束なかった言葉が、しっかりしたものにと急激な変化を見せている。

「あー! 大失敗した!」と頭を抱える私の横で、嬉しそうに「僕も大失敗したー!」と覚えたての大失敗を連呼する。

なぜなぜ期を迎えた息子にとって、環境の変化が与える影響はとても大きい。カンボジアと違った環境で、彼の中の「なんで?」は、さらに広がっているようだ。

たくさんの「なんで?」に触れて、いろんな経験をして、短い日本滞在を充実させたものにして欲しいと願う。

さて、それにしっかり応えられるよう、父母も鍛錬の日々だ。

息子よ、どうかお手柔らかに。

 

筆者プロフィール

筆者:青木有紀子

元青年海外協力隊で、現在子連れワーカー。海外子育てを試行錯誤中。一般社団法人Social Compass(ソーシャルコンパス)代表の主人と旅育ノマド家族を目指す。
◆ Social Compass公式WEBサイトhttps://socialcompass.jp

 

これまでの記事

父:中村英誉さんのインタビュー記事

①子供に優しいカンボジア社会

②初めての海外旅行!?

③変化を求め続けてきた僕にとって結婚・子供は人生最高のスパイスだった

④息子ぼっこ、YouTubeデビューを果たす!?

⑤息子はデジタルネイティブ世代!?

⑥City Bus で行く、 日帰りプチ旅行のススメ

⑦息子との再会を夢見ながら Zoom で成長を見守る日々

⑧こんな時こそ、クリエイティブに!

⑨夫婦仲の秘訣は相手の話を聞くこと

⑩旅育の成果現る!?

⑪『単なる一時帰国』が『ドキドキの大冒険』に!?

⑫子供との隔離生活で得た視点と気づき

⑬ロックダウン育!!在宅家族

⑭コロナ禍だからこその出会い

⑮子どもと旅育、大人も旅育

⑯プノンペン市内でも旅育!

⑰『ありがとう絵本』を出版する

⑱波乱の帰国大作戦

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