【旅育!!ノマド家族。】㉑ゲームとグランピングで大冒険
【旅育!!ノマド家族。】㉑ゲームとグランピングで大冒険
2022.11.13

現在、カンボジア国内で配布中のNyoNyum 121号から!

中村英誉さん、有紀子さん夫妻のカンボジアはじめ、海外での子育ての様子を紹介する「旅育!!ノマド家族。」もWEBサイトでも紹介!

第21回目の今回は『ゲームとグランピングで大冒険』です。

 

ゲームとグランピングで大冒険

初のキャンプファイヤーにご満悦

4歳の息子は、最近、よく冒険の旅に出る。大地を駆け巡り、大空を飛んだり、モンスターと戦ったり…というのは『原神』というスマホゲームの世界の話。正直、デジタルネイティブの4歳児を舐めていた。40歳を超えた私にとっても、3Dゲームはなかなか難しい。だから、息子もすぐにギブアップするものだと思っていたのだ。ところが、息子は炎の矢や水の魔法を自由自在に操って大活躍!その結果、私の顔を見るとスマホでゲームをやりたがる。

このままではヤバい!バーチャル空間ではなくて、リアルな世界で冒険をしなくては!!ということで、妻の提案でグランピングに行くことになった。グランピングとは、グラマラス(魅力的な)とキャンピングを組み合わせた言葉。カンボジアでも、自分でテントやキャンプ道具などを用意しなくても気軽にキャンプ体験を楽しむことができるのだ。

カンポットとタケオの州境にある湖畔に到着すると、携帯もWi-Fi も使えない。もちろんゲームも遊べない。まさにデジタルデトックス。とはいえ、息子は立派なテントや大自然に大興奮!七面鳥やウサギ、羊などの動物たちとふれあい、トンボや蝶々を捕まえる。ボートに乗って湖に繰り出したり、魚を捕まえようと悪戦苦闘!夜には、バーベキューやキャンプファイヤー!リアルな炎や水や草木を体感していく。ちょっと、脱デジタルをしたところだ。

とはいえ、帰ってきたら、またスマホゲームでは元も子もない。ゲームはゲームでも、紙のすごろくを作ってみたら、思った以上に喜んでくれた。デジタルも楽しいけれど、現実世界でもバランス良く育っていって欲しい。

息子と手作りすごろく

(この記事は2022年10月に発行されたNyoNuym121号に掲載されたものを再掲しています。文中の情報は当時の情報です。)

 

筆者プロフィール

筆者: 中村英誉

『社会貢献×デザイン・アート』を目指す一般社団法人 Social Compass(ソーシャルコンパス)代表。カンボジアで出会った元青年海外協力隊員の妻と結婚し、息子のぼっこも誕生。「旅育ノマド家族を目指します !!」

◆ Social Compass公式WEBサイトhttps://socialcompass.jp

 

これまでの記事

父:中村英誉さんのインタビュー記事

①子供に優しいカンボジア社会

②初めての海外旅行!?

③変化を求め続けてきた僕にとって結婚・子供は人生最高のスパイスだった

④息子ぼっこ、YouTubeデビューを果たす!?

⑤息子はデジタルネイティブ世代!?

⑥City Bus で行く、 日帰りプチ旅行のススメ

⑦息子との再会を夢見ながら Zoom で成長を見守る日々

⑧こんな時こそ、クリエイティブに!

⑨夫婦仲の秘訣は相手の話を聞くこと

⑩旅育の成果現る!?

⑪『単なる一時帰国』が『ドキドキの大冒険』に!?

⑫子供との隔離生活で得た視点と気づき

⑬ロックダウン育!!在宅家族

⑭コロナ禍だからこその出会い

⑮子どもと旅育、大人も旅育

⑯プノンペン市内でも旅育!

⑰『ありがとう絵本』を出版する

⑱波乱の帰国大作戦

⑲心配ごとは、カンボジアより日本が好き になってしまいそうなこと。

⑳旅育の計は作戦会議にあり

㉑ゲームとグランピングで大冒険

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