【旅育!!ノマド家族。】㉕『走る旅育、 歌う旅育』
【旅育!!ノマド家族。】㉕『走る旅育、 歌う旅育』
2023.07.11

現在、カンボジア国内で配布中のNyoNyum 125号から!

中村英誉さん、有紀子さん夫妻のカンボジアはじめ、海外での子育ての様子を紹介する「旅育!!ノマド家族。」もWEBサイトでも紹介!

第25回目の今回は『走る旅育、歌う旅育』です。

 

『走る旅育、歌う旅育』

「 走 る〜、 走 る〜、 おれぃたち〜 !」爆風スランプの名曲『ランナー』を、息子と二人で歌う。4歳の子どもにとっては、渋い選曲。ずいぶんと歌詞を覚え、ひとりでもかなり歌えるようになってきた。

というのも、ここ最近、電動自転車を購入した。アクセルをひねると、小さなボディながら時速25km 近くのスピードを出すことができる。そして真っ赤な車体の前部分には、息子専用の特等席が付いている。息子が乗っている時も、後部座席よりも会話しやすく、彼自身はまるで自分が自転車を運転してい
る気分になるのだろう。

この電動自転車が良い点は、コンパクトなボディサイズのため、トゥクトゥクにも載せることができるし、バスや列車にも搭載できる。つまり、バスや列車に載せて、一気に遠くまで行くこともできるし、息子が寝てしまってもトゥクトゥクをその場で呼んで家に帰ることだってできるのだ。子連れとしては、この上ない便利な自転車!

そんな電動自転車に乗って、カンダール州にある古都ウドンや、カンボジアのシーリゾート・シアヌークビル、そして、プノンペン郊外にあるユーロパークなど様々な場所へ二人で行ってみた。

カンボジア特有の農村の道を息子と二人で走る時間は、最高の親子のコミュニケーションのひとつかもしれない。目に入るものをとりあえず連呼したり、最近の幼稚園の様子を聞いたり、息子が作詞作曲したはちゃめちゃな歌を歌ってもらったり。それに、カラオケはあまり好きではない私だけれども、誰もいないカンボジアの農村で、息子と二人で『ランナー』を歌うのは、最高の気分なのだ。

(この記事は2023年6月に発行されたNyoNuym125号に掲載されたものを再掲しています。文中の情報は当時の情報です。)

 

筆者プロフィール

筆者: 中村英誉

『社会貢献×デザイン・アート』を目指す一般社団法人 Social Compass(ソーシャルコンパス)代表。カンボジアで出会った元青年海外協力隊員の妻と結婚し、息子のぼっこも誕生。「旅育ノマド家族を目指します !!」

◆ Social Compass公式WEBサイトhttps://socialcompass.jp

 

これまでの記事

父:中村英誉さんのインタビュー記事

 

①子供に優しいカンボジア社会

②初めての海外旅行!?

③変化を求め続けてきた僕にとって結婚・子供は人生最高のスパイスだった

④息子ぼっこ、YouTubeデビューを果たす!?

⑤息子はデジタルネイティブ世代!?

⑥City Bus で行く、 日帰りプチ旅行のススメ

⑦息子との再会を夢見ながら Zoom で成長を見守る日々

⑧こんな時こそ、クリエイティブに!

⑨夫婦仲の秘訣は相手の話を聞くこと

⑩旅育の成果現る!?

⑪『単なる一時帰国』が『ドキドキの大冒険』に!?

⑫子供との隔離生活で得た視点と気づき

⑬ロックダウン育!!在宅家族

⑭コロナ禍だからこその出会い

⑮子どもと旅育、大人も旅育

⑯プノンペン市内でも旅育!

⑰『ありがとう絵本』を出版する

⑱波乱の帰国大作戦

⑲心配ごとは、カンボジアより日本が好き になってしまいそうなこと。

⑳旅育の計は作戦会議にあり

㉑ゲームとグランピングで大冒険

㉒パパママ不在の1人旅…?

㉓サッカーのDNA

㉔僕の赤ちゃん~カンボジアローカル旅で見つけたもの~

㉕『走る旅育、 歌う旅育』

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