【旅育!!ノマド家族。】㉖旅に出たい!から、旅に出る!へ。
【旅育!!ノマド家族。】㉖旅に出たい!から、旅に出る!へ。
2023.09.22

現在、カンボジア国内で配布中のNyoNyum 126号から!

中村英誉さん、有紀子さん夫妻のカンボジアはじめ、海外での子育ての様子を紹介する「旅育!!ノマド家族。」もWEBサイトでも紹介!

第26回目の今回は『旅に出たい!から、旅に出る!へ。』です。

 

旅に出たい!から、旅に出る!へ。

旅に出発 !

今まで、旅育とタイトルを銘打っておきながら、思い切った旅に出ることはなかった。しかし、ついに旅に出ることにした。息子にいろんな体験をしてほしいし、私たち自身も旅に出てもっと視野を広げたい。そう思ったとき、今が私たちにとってベストなタイミングだった。事前に計画を立て、準備を整えて旅に出る人が多いと思う。

だが、怠惰な中村家は、準備に時間をかけると予定が全く決まらず、旅はズルズルと後回しになってしまう。良く言えば、それだけカンボジアでの生活が心地よいのだ。この心地よい環境から一歩を踏み出すには、移動するしかない。とにかく移動してしまえば、旅を始めるしかない。思い切り動くためにも、カンボジアの家は解約した。家をなくして、旅に全力投球できる環境に追い込むことから、私たちの旅は始まった。息子に旅へ出ることを伝え、家の整理を進める。随分とため込んだ荷物について思い出を語りつつ、手放していく。

旅育先のフィリピンの海

息子はカンボジアを離れて旅に出ることを、どこまで理解しているのかはわからない。ただ、本当にありがたいことに、仲良くしている友人たちは息子との別れを心から惜しんでくれた。その別れを惜しむ姿は、息子が確かにカンボジアに根付いて生活し、成長してきたことを感じさせてくれた。それと同時に、やっぱりこのままカンボジアにいればよいのではないかという気持ちが沸き起こる。しかし、解約してしまったので家はない。帰る場所がなくなったことで、決心が鈍っても前に進むしかない状況だ。前進あるのみ。どうかこれからの中村家の旅路を見守ってもらえると嬉しい。

海で拾った珊瑚をグループ分けしながら並べる様子

(この記事は2023年8月に発行されたNyoNuym126号に掲載されたものを再掲しています。文中の情報は当時の情報です。)

 

筆者プロフィール

筆者:青木有紀子

元青年海外協力隊で、現在子連れワーカー。海外子育てを試行錯誤中。一般社団法人Social Compass(ソーシャルコンパス)代表の主人と旅育ノマド家族を目指す。
◆ Social Compass公式WEBサイトhttps://socialcompass.jp

 

これまでの記事

父:中村英誉さんのインタビュー記事

 

①子供に優しいカンボジア社会

②初めての海外旅行!?

③変化を求め続けてきた僕にとって結婚・子供は人生最高のスパイスだった

④息子ぼっこ、YouTubeデビューを果たす!?

⑤息子はデジタルネイティブ世代!?

⑥City Bus で行く、 日帰りプチ旅行のススメ

⑦息子との再会を夢見ながら Zoom で成長を見守る日々

⑧こんな時こそ、クリエイティブに!

⑨夫婦仲の秘訣は相手の話を聞くこと

⑩旅育の成果現る!?

⑪『単なる一時帰国』が『ドキドキの大冒険』に!?

⑫子供との隔離生活で得た視点と気づき

⑬ロックダウン育!!在宅家族

⑭コロナ禍だからこその出会い

⑮子どもと旅育、大人も旅育

⑯プノンペン市内でも旅育!

⑰『ありがとう絵本』を出版する

⑱波乱の帰国大作戦

⑲心配ごとは、カンボジアより日本が好き になってしまいそうなこと。

⑳旅育の計は作戦会議にあり

㉑ゲームとグランピングで大冒険

㉒パパママ不在の1人旅…?

㉓サッカーのDNA

㉔僕の赤ちゃん~カンボジアローカル旅で見つけたもの~

㉕『走る旅育、 歌う旅育』

㉖『旅に出たい!から、旅に出る!へ。』

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