最新号NyoNyum108号の特集は、「トゥールトンポンエリア街歩き!~頑張る商店街応援企画~」と題して、プノンペンのトゥールトンポン地区(通称ロシアンマーケットエリア)の情報を紹介しました。
近年どんどん区域が広がり、エリアによってさまざまな顔を持つプノンペンの街。
早朝や夕方の運動には川沿いのエリア、おしゃれなブティックやカフェの多いボンケンコンエリア、夜のスポットだったらここ…そんなイメージを持って日々の生活を楽しまれていることと思います。
そんな中、最近続々と新店舗がオープンし、ローカルの人々に交じって在住外国人の姿が目立つようになってきたトゥールトンポンエリアに注目が集まっています。
そんな興味津々のニョニュムスタッフが、このエリアの魅力をお伝えします!
「トゥールトンポン地区」とは
1980年代、カンボジアは旧ソビエト連邦との国交が中心で、行政、教育、文化の交流が盛んだった。
特にこのトゥールトンポンエリアには多くのロシア人在住者、観光客が行き交い、市場で販売するものの多くがロシアから輸入されていたという。
このため、トゥールトンポン市場は「ロシアンマーケット」として名が知られるようになった。
プノンペンの観光ルートの中でも、お土産物が多いこの市場は人気スポット。
「どうしてロシアンマーケットなの?」って誰もが一度は不思議に思ったことだろう。
「下町」「ちょっと治安が悪いんじゃないか」というイメージが強かったこのエリアより、多くの外国人在住者は街の中心からも近いボンケンコンエリアに住居を構えるのが主だった。
しかし最近は高層コンドミニアムの建築が増え、カフェや飲食店の出店が増えて家賃が高騰したこともあり、外国人在住者がトゥールトンポンエリアに移り住む傾向が。
ボンケンコンエリアからもトゥクトゥクで10分ほどのところにあるこのエリア。
人気市場での買い物客のみならず、安い家賃のアパートを求めて移動してきた外国人在住者向けのおしゃれな飲食店、カフェ、ショッピングスポットが集まっている。
このエリアのもう一つの魅力は、外国人ばかりになってしまったボンケンコンエリアと異なり、地元の人々の住宅が密集していること。
多くのカフェには外国人だけでなく、地元の人々が集まり、昔懐かしいローカル飲食店で食事を楽しむカンボジアの若者の姿も見られる。
さて、このエリア。どんな魅力があるのかな。
第4弾はトゥールトンポンエリアのお得物件探しを紹介します!
トゥールトンポンエリアのお得物件探し、楽しみませんか?
街歩きを楽しんでいると、なんだかこのエリアに住んでみたくなってきたのでは?
トゥールトンポンにオフィスを構え、各種物件を紹介しているティアラさんに、街の特徴や家賃の相場などをお聞きしました。
日本語を流暢に使いこなすティアラさんと一緒に、お部屋探しをしながら街歩きするのも楽しいかもしれません。
日本人好みの物件ご紹介できます!
トゥールトンポンエリアは1980年代から外国人の居住が目立つようになりました。
旧ソ連時代にロシア人が多く住み、中心にあるトゥールトンポン市場は通称「ロシアンマーケット」と呼ばれるほど。
現在でも比較的車などの交通量が少なく、徒歩や自転車で往来するのが楽なこともあり、外国人が買い物や散歩を楽しむ様子が多く見られます。
下町の落ち着いた雰囲気の中に、最近はカンボジア料理店のみならず、洋食、中華、和食のレストランやバーやビアガーデンが広がるほか、小規模のスーパーやブティック、衣料品店、カフェが程よく点在しているため、衣食住すべてにおいて快適な暮らしができます。
外国人向けのサービスアパートメントもどんどん建設が進み、今や地価が高騰して家賃が高くなったボンケンコンエリアよりもリーズナブルに住めることから、外国人が好んで移り住むようになってきました。
家賃は1人向けのアパートは300ドル前後から高額住宅まで、収入やライフスタイルに合わせて物件選びが楽しめます。
サービスアパートメントはほとんどが家具、Wi-Fi、ケーブルテレビ、24時間セキュリティー付きで、水道代やごみ処理代は家賃に含まれることが多いです。
6カ月間からの契約で家賃2カ月分のデポジットが一般的。
必要書類はパスポートとVISAのコピーなど。
「For Rent」と書いたプラカードを付けている物件に飛び込みで行ってみるのもいいですが、私たちのような不動産紹介会社に相談していただければ、予算や好みに合わせた候補を各種ご提案できます。
私たちのオフィスもトゥールトンポンエリアにあるので、この地域の物件はほとんどくまなく把握していると自負しています。
いろいろなお部屋を見ながら、こんな生活がしたいなぁと夢を膨らませている方はもちろん、お店を開きたい、オフィスを探したいなど、さまざまなニーズのお手伝いができればうれしいです!
<詳細>
Cam Realty Service
Tel: 099-556-694, 011-268-899
Email: info@camrealtyservice.com
<108号特集「トゥールトンポンエリア街歩き!」その他の記事はこちら>
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
ベジタリアンフードで健康を大事にする都民とは?
2024.11.08 特集記事生活情報誌ニョニュム読み物
エアロビクスによるグループ活動の文化とは?
2024.11.01 特集記事生活情報誌ニョニュム読み物
身体を鍛えるジムが大人気?
2024.10.25 特集記事生活情報誌ニョニュム読み物
現代プノンペン都民は健康志向?
2024.10.18 特集記事生活情報誌ニョニュム読み物
教師の職について現役の先生が語る
2024.09.13 特集記事生活情報誌ニョニュム読み物
初等・中等学校の教員を教養するプノンペン教員養成大学(PTEC)とは?
2024.09.06 特集記事生活情報誌ニョニュム読み物
親から見た教師のキャリアとは?
2024.08.30 特集記事生活情報誌ニョニュム読み物
教員養成学校の学生、思いを語る
2024.08.23 特集記事生活情報誌ニョニュム読み物
NyoNyum127号特集①:ニョニュム発行人・山崎幸恵が語る「ニョニュムの生い立ち」
2023.11.28 NyoNyumフリーペーパー出版特集記事
カンボジアで最もモダンで最大級のマツダ自動車ショールーム 正式オープニングセレモニー開催
2023.11.08 イベントニュースビジネス
アンコール見聞録 #38 遺跡を上から見る
2023.09.12 アンコール見聞録シェムリアップ文化
カンボジア生活情報誌「NyoNyum126号」発行のお知らせ!
2023.08.31 NyoNyum
アンコール見聞録 #37 東南アジア競技大会(Southeast Asian Games=SEA Games)マラソン
2023.07.02 アンコール見聞録シェムリアップ
NyoNyum124号特集⑤:間もなく始まるSEA Games 2023、その認知度は?
2023.04.27 スポーツ特集記事
アンコール見聞録 #34 遺跡写真館
2023.01.12 アンコール見聞録シェムリアップ
カンボジア生活情報誌「NyoNyum121号」発行のお知らせ!
2022.10.14 NyoNyum文化