(日本語) NyoNyum110号特集:⑥新しいものを見つける
(日本語) NyoNyum110号特集:⑥新しいものを見つける
2020.12.30

現在カンボジア国内で配布中のカンボジア生活情報誌NyoNyum 110号の特集では「通うたびに深まる魅力、シェムリアップ」と題して、改めてシェムリアップという町の魅力をお伝えしましたがWebでも紹介します。

<前回の記事はこちら>

第6回目の今回はシェムリアップにできた新しいお店や試みを紹介します!

 

Vimean Sokha Museum(ヴィンテージ私蔵博物館)

コロニアル調の黄色の建物が目印、今年オープンしたばかりのヴィンテージ博物館は、所蔵品すべてがカンボジア人のオーナーLy Pengheng さんの私物だというから驚き。

バイクに自転車、時計、フィルムカメラ、蓄音機、ミシン…。

90 年代後半から20 年以上をかけて、国内外から集めたのだそう。

ヴィンテージの知識が無くても見て回るだけで楽しめ、併設されているカフェでゆったり過ごすのも◎

 

<店舗情報>

場所:Street 124, near Russian Federation Blvd

時間:08:00 – 17:00

料金:カンボジア人:1 ドル、外国人:5 ドル

TEL:012-848-747 / 015-848-747

Facebook:Vimean Sokha

 

 

Andkow & Co.(工房・ショップ)

レザー製品と、弾丸の空薬きょうが素材の真鍮アクセサリーを展開するブランド「Andkow & Co.」が工房兼ショップをカンダールエリアにオープン。

扉を開けると広がるレザーの香りで思い出される記憶が一人ひとり違うように、店内で出会える商品もまた、職人が一つひとつ作り上げた唯一無二のもの。

「人を傷つけるものだった武器が人を輝かせるものへ」との思いでデザインされたアクセサリーは、重厚な光沢感に対して着け心地は軽く、シンプルなものから大ぶりなものまで。

細部に伝統工芸スバエク(影絵芝居用の牛革細工)の雰囲気が垣間見られるレザー製品は、鍵ケース(18ドル~)のような小物からバッグ(~580ドル)など。

 

<店舗情報>

場所:Hap Guan Street(カンダールビレッジエリア)

時間:< 工房> 13:30-18:00(日曜定休)
※現在ショップは営業時間が不定期なため、来店前にはDM 等で要連絡。

TEL:081-872-254

Facebook:andkow&co.

 

<新メニューが続々登場>Angkor Cookies

Angkor Cookies のショップに併設されているカフェ「Cafe Khmer Time」では、新しいメニューが続々登場中。

自家製ケチャップを使ったオムライス、ナポリタン、コロッケ(写真)などや、計5 種類のパン(写真)など。

パンの中身は、チョコクリーム や抹茶クリーム(写真)の甘い系からビーフカレーまで。朝6 時からオープンしているので朝食にもオススメ。

 

<店舗情報>

場所:Charles de Gaulle Blvd. ( the main road to Angkor Wat)

時間:06:00-18:00(定休日なし)

TEL:017-976-660

Facebook:Angkor CookiesまたはCafe Khmer Time

 

 

遺跡ニュース<F R O M上智大学アジア人材養成研究センター三輪 悟さん>

アンコールワット西参道前の道路整備が進む(撮影:2020 年10 月2 日)

2020 年11 月アンコールワット前広場を貫通する正面のアプローチ道路は、アスファルト舗装が進み植栽歩道が整い見違える姿となった。

広場の整備方針については国内外の専門家らが長年議論を続けてきた。

この1 年間で工事が進み周辺はかつて未経験の大変容を遂げつつある。

本年8 月には既存の飲食店等がすべて解体され立ち退きが完了した。

駐車場東の新規店舗建物群は長らく工事が中断していたが、昨年再開し一部はすでに9 月より営業を始めている。

2021 年半ばには広場全体が完成する予定。カンボジア流の新しい整備を期待を込めて見守りたい。

駐車場東にできた新しい飲食店・売店群

 

<重要>
本特集で記載している内容は、2020年11月末時点での情報です。カンボジア国内での新型コロナウイルス感染症の状況により、起債している営業日や営業時間、営業体制などが変更される場合があります。最新情報は各所へお問い合わせ・ご確認ください。

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