現在カンボジア国内で配布中のカンボジア生活情報誌NyoNyum114号の特集では「カンボジアの電子決済(キャッシュレス)」について紹介しましたがそのWeb版も公開します。
公的料金をキャッシュレスで

銀行のモバイルアプリでのキャッシュレス決済やその他電子決済サービスを利用した、お店やレストラン、デリバリーの支払いが主流になりつつあるカンボジア。
実は、公共料金もキャッシュレス・コンタクトレスで支払えることをご存じでしょうか。
新型コロナが徐々に世界に広がり始めた2020年はじめ。
紙幣によるコロナ感染拡大の可能性があるといった専門家からの指摘を受け、カンボジア中央銀行は感染拡大防止のため、現金での支払いではなく電子決済を推奨するとカンボジア国内へ向けて呼びかけを行いました。
その後、電子決済が可能な公共料金の幅が広がっていき、今ではほとんどの支払いがコンタクトレスで行えます。また使える電子決済サービスの種類も増え続けているんです。
電気料金

カンボジア電力公社(EDC)は、Wing やTrue Money など送金サービス会社と提携し、現金支払いを希望する人々が、できる限りコンタクトレスな支払いが行える仕組みも導入した。

税金

実は、経済財務省はコロナ以前から電子決済システムの導入を始めていた。
2016年3月頃から当省は国内最大の送金サービス会社のWingと提携し、個々人が利用するWingのモバイル決済アプリから納税できる仕組みを構築。
そして、コンタクトレスが望まれる状況も相まって、利用率はぐんと上昇中。

2021年3月頃から、税務局は「GDT Taxpayer」というモバイルアプリを立ち上げ、納税の効率性と透明性、そして利便性向上を目指している。不動産税や自動車税などもコンタクトレスで納付できる。
コロナ禍で電子決済を推奨していたのは、カンボジアだけでない。タイやシンガポールなど、東南アジアの周辺国でもキャッシュレス・コンタクトレスな決済の推奨が市民に呼びかけられた。
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