NyoNyum116号特集:①v キリロムパインリゾート
NyoNyum116号特集:①v キリロムパインリゾート
2022.01.24

現在カンボジア国内で配布中のカンボジア生活情報誌NyoNyum116号の特集では「カンボジアの休日を楽しもう!現地の人に聞く、新・リゾート徹底研究」について紹介しましたがそのWeb版も公開します。

 

「カンボジアの休日を楽しもう!現地の人に聞く、新・リゾート徹底研究

新型コロナ感染症の影響で、長きにわたり行動を制限されていたカンボジア。

11月に入ってようやくさまざまな制限が解除され、喜びに沸く人々の姿があります。

「移動ができるようになったらどんなところに行きたい?」とニョニュムスタッフに聞くと、今まで知らなかったいろんな「行楽地」があるよという声が。

実は、コロナ禍でも週末や連休を使って感染対策に配慮しながら、みんなアウトドアを楽しんでいたようです! いったいどんな楽しみ方があるの?

現地の人の「コロナ禍の休暇の楽しみ方」を覗いてみましょう!

 

v キリロムパインリゾート

松林リゾート地として名が知られるキリロム国立公園にあるv キリロムパインリゾート。エコツーリズムが堪能できることで今、注目を集めています。

エレガントな滞在施設のほか、サイクリング、モーターサイクル、プール、ジップライン、アーチェリー、クライミング、乗馬などのアクティビティが盛りだくさん。

都会の生活から離れて、自然の中で心も体もリセットしてみませんか?

歴代の王族が愛したカンボジアの避暑地に注目!

 

「プレァ・ソラマルット・コソマ・キリロム」という王族の名前を正式名称として持つキリロムは、シアヌークビルと並びカンボジアの避暑地として有名だ。

プノンペンから国道4号線で115km。コンポンスプー州のプノム・スルーイ郡に位置している。

9 ヘクタールという広大な土地を有するv キリロムパインリゾートは、周辺10 万ヘクタール近くの森林保護とこの地域へのエコツーリズム誘致を目的として開発されたリゾート。

特に国内観光客をターゲットにすることで、カンボジア国民が自国の自然資産の価値を認識し、それを長く守ろうという意識を持つきっかけになればという願いもあるそうだ。

1 年を通じて天候が安定しているこのリゾートは、都会を離れて豊かな自然の中で非日常を味わえる。プノンペンから週末に日帰りでも楽しめるが、連休を利用してゆっくり宿泊する人も多いという。

宿泊施設はヴィラタイプ、地下豪タイプ、クメール家屋タイプ、通常タイプのテント、デラックステントなどさまざまで、何度訪れても飽きないのも魅力だ。

 

v キリロムパインリゾートマネージャーライ・サーラーさんにお話を伺ってみよう!

Q. v キリロムパインリゾートのコンセプトは?
キリロム国立公園の一角でエコツーリズムを楽しんでもらうために造られたリゾートです。広大な敷地の中には宿泊施設やさまざまなアクティビティを楽しめるスポットがあちこちにあります。

Q.どんなお客様が多いですか?
国内の観光客が多いです。家族連れやご友人といらっしゃる方が大半です。コロナ前は会社のイベントで来られる企業も多かったですよ。外国人のお客様も多いですが、カンボジアの方にもたくさん来ていただきたいと思っています。そのために価格も抑えています。カンボジアの新たな余暇の楽しみ方を、ぜひカンボジアのみなさんに味わっていただきたいです。

Q.学生や若者も多いのですか?
学生含め若い方たちにも大変人気で、森林浴やキャンプを楽しむ人が多いです。宿泊施設はリーズナブルな値段のものもあるので、大人数で泊まれば格安です。宿泊をしなくても、日帰りでいろいろなアクティビティを楽しめるのも若い人に人気の理由かもしれません。

Q.コロナ禍での利用客の状況はいかがですか?
全国的に感染が広がっていた時期は、政府の方針に従って私たちも閉鎖を余儀なくされました。しかし、感染者数が減り始め、11 月に入ってから規制が撤廃されたことによりお客様が戻ってきてくださっています。現在は15 人以上の大人数での受け入れは控えていますが、みなさまをお迎えできる体制を再構築中です。

Q.宿泊ではどのようなサービスがありますか?
さまざまなパッケージをご用意しています。食事の有無、日中や夜のアクティビティのオプションなど、お客様のご希望に合わせて自由に選んでいただけます。中には宿泊施設だけを利用され、自分たちで材料を持ち込んで食事を楽しむ方もいますよ。

最後にメッセージを。
ぜひ一度v キリロムパインリゾートにお越しください。カンボジアの文化と伝統、自然を楽しんでいただけるよう、スタッフ一同お待ちしております!

 

ずばり、v キリロムパインリゾートの魅力とは?

vキリロムパインリゾートの食堂

従業員編

キリロムの自然の中で安全・安心に旅の喜びを感じてもらえるよう、経験豊富なスタッフがたくさんいるそうだ。

ヌーン・ナックさん(30)

勤続5 年目。来てくれるお客様が思い思いのアクティビティを楽しんでいる様子を見るのが心から嬉しいと語る。お客様の滞在がより充実したものになるよう、接客マナーやキリロムの歴史・自然に関して知識を広げ、サービス向上に日々取り組んでいるという。

「ここまでわざわざ足を運んでくださったお客様にご満足いただけるよう、アクティビティ一つ一つに対し丁寧かつ安全にご案内します」と、頼もしいナックさん。

 

ディニーシュ・シン・ラソーさん(32)

2019 年から働くインド人スタッフ。ここではカンボジア人、日本人、その他多くの国の人と交流でき、各国の文化や言語を学べて楽しいという。この仕事の醍醐味は、自然に囲まれて常に平和で幸せな気持ちでいられることだそう。

「ここでは自然を利用したさまざまなアクティビティを楽しむことができます。また、由緒あるキリロムの歴史的建造物や新しく開発された有機農場など、飽きを感じることはありません」と、ディニーシュさん自身もキリロムの虜になった一人だ。

 

キリロムの松林の中で採った花で作った花輪を頭におしゃれつけた青年カップル

 

笑顔あふれるお客様の声

ター・ピセイさん(27 歳、会社員)

クワッドバイクで松林の中を友達で楽しんだピセィさん(左から前列2 番目)

友達と週末にリフレッシュしたいと思い、キリロム国立公園とv キリロムパインリゾートに。プノンペンから日帰りで行ける距離なのがいいですね。都内の交通渋滞を避けて早朝5 時半に車でプノンペンを出発。当時は祝日だったため、帰省ラッシュで交通渋滞に巻き込まれ、午前9 時にようやくキリロムに到着して、周辺で川遊びやピクニックをしました。

そのあとv キリロムへ行き、クワッドバイクを借りて(2 時間33 ドル)松林の中を走り森林浴を楽しみました。夕方はサンセット鑑賞へ行ったんですが、あいにくの曇りで夕日は見られませんでした。でも、1 日中森の中でみんなで体を動かし、思う存分楽しむことができました。日が暮れた夜7 時頃に現地を出て、プノンペンに9 時頃戻りました。

みんなで松林の中を散策

 

ニョニュムスタッフ・チュン(22 歳)

「僕は、海より森が好きです。森の中で過ごすと心も体もリフレッシュできますからね。人生初のアーチェリーは感動しました。」

 

ニョニュムスタッフ・ピァレット(23 歳)

「森の中で1 日中楽しんだのは人生初でした。特にジップラインが楽しかったです。高いところから体を丸ごと森の中にゆだねる感覚でした。カンボジアでこんないろんなアドベンチャー体験ができるところがあるんですね。また友達を誘って来たいです。」

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