今回は、いよいよ開催が迫ったSEA Games 2023についての特集をWebでも紹介します。
「開催迫る!SEA Games 2023 in Cambodia~奮闘するカンボジア人選手たちのトレーニング記録~」
来たる5月にカンボジアでSEA Games(東南アジア競技大会)が初めて開催されることをご存知でしょうか。
準備に向けて政府が発足したSEA Games実行委員会(CAMSOC;Cambodian SEA Games Organizing Committee)を中心に、さまざまな準備がコツコツと進められています。
1959年の第1回大会から64年目となる2023年、カンボジア政府がようやく自力で開催を主催するに至りました。そして、史上初めて自国開催となったカンボジアの選手たちは、誇りを胸にトレーニングに取り組んでいます。
間近に迫った大会当日に向けて、コツコツと頑張っている選手やコーチ、支援団体の様子、そして SEA Gamesにまつわるあれこれをお届けします !
カンボジアSEA Games2023のあれこれ!
「スポーツは平和があってこそ~ SPORTS LIVE IN PEACE」をモットーに掲げて、SEA Games 2023の開催国であることをPRするカンボジア政府。
「平和があるからこそ、スポーツができ、スポーツが活性化し、スポーツが発展する」という意味を国民に届けるため、このモットーが様々な形で配信されています。
5月5日~17日の開催に向けて万全の準備をするために、大会実行委員会はどのような準備をしているのでしょうか。
SEA Games 2023 のエントリー種目は?試合開催場所はどこ?
大会では、開会式、閉会式、36種の競技、全581種目が実施される。主な競技と開催場所をご紹介!
プノンペン①
新国立競技場(モロドック・テチョー総合競技場)、国立競技場(オリンピックスタジアム)、オールドスタジアム:陸上、ソフトテニス、テニス、水泳、体操、卓球、バドミントン、ホッケー、ペタンク、サッカー、バレーボール、重量挙げなど
王立プノンペン大学:空手
ガーデンシティーゴルフ場:ゴルフ
チュロイチョンヴァー国際会議・展覧会センター:テコンドー、柔道、レスリング、ボクシング、ダンス、キックボクシング、ボッカタオなど
プレアシアヌーク州②
ビーチバレー、ジェットスキー、セーリング
シェムリァップ州③
陸上競技、サイクリングなど
ケップ州④
トライアスロン、デュアスロンなど
カンポット州⑤
カヌーなど
新国立競技場(モロドック・テチョー総合競技場)
建設費:1.5億ドル(中国の無償援助で建設)
広さ:14.9ヘクタール
建設開始:2017年8月
完成:2021年5月
収容人数:約6万人
開会式、閉会式、そして多くの競技はモロドック・テチョー総合競技場という新国立競技場で行われる。プノンペン中心地から約20キロ北に離れたリーヨンパット開発地区にある。
都内からアクセスするには遠いかも
リーヨンパット開発地区とは?
プノンペン北東部の副都心計画が進むリーヨンパット開発地区には、5つ星のガーデンシティホテルやプノンペン動物園、ウォーターパーク、PNNテレビの拠点など、リーヨンパットグループの投資による施設に加え、政府が建設した戦勝記念塔などがある。
選手村
広さ:約8ヘクタール
場所:モロドック・テチョー総合競技場周辺
部屋数:1,700室(各部屋に1~5台のベッドを設置)
収容人数:約6,000~7,000人
開催費用、その他
SEA Games開催のために国家予算2億ドル投入
約7,000人のボランティアを募集
SEA Gamesでのカンボジアの最近の実績
★2019年にフィリピンで開催された第30回SEA Games:金メダル4個、銀メダル6個、銅メダル36個を獲得。11ヵ国中8 位。
★2021年にベトナムで開催された第31回のSEAGames:金メダル9個、銀メダル13個、銅メダルを41個を獲得。11ヵ国中 8 位。
SEA Games 2023の詳細スケジュールはこちらをチェックしよう!
各種目の試合日と場所がSEA Games 2023の公式ホームページに掲載されている。無料で観戦ができるので、気になる種目がある方は要チェック。
公式ホームページ
https://www.cambodia2023.com/schedule
Facebookページ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
ベジタリアンフードで健康を大事にする都民とは?
2024.11.08 特集記事生活情報誌ニョニュム読み物
エアロビクスによるグループ活動の文化とは?
2024.11.01 特集記事生活情報誌ニョニュム読み物
身体を鍛えるジムが大人気?
2024.10.25 特集記事生活情報誌ニョニュム読み物
現代プノンペン都民は健康志向?
2024.10.18 特集記事生活情報誌ニョニュム読み物
教師の職について現役の先生が語る
2024.09.13 特集記事生活情報誌ニョニュム読み物
初等・中等学校の教員を教養するプノンペン教員養成大学(PTEC)とは?
2024.09.06 特集記事生活情報誌ニョニュム読み物
親から見た教師のキャリアとは?
2024.08.30 特集記事生活情報誌ニョニュム読み物
教員養成学校の学生、思いを語る
2024.08.23 特集記事生活情報誌ニョニュム読み物
NyoNyum127号特集①:ニョニュム発行人・山崎幸恵が語る「ニョニュムの生い立ち」
2023.11.28 NyoNyumフリーペーパー出版特集記事
カンボジアで最もモダンで最大級のマツダ自動車ショールーム 正式オープニングセレモニー開催
2023.11.08 イベントニュースビジネス
アンコール見聞録 #38 遺跡を上から見る
2023.09.12 アンコール見聞録シェムリアップ文化
カンボジア生活情報誌「NyoNyum126号」発行のお知らせ!
2023.08.31 NyoNyum
アンコール見聞録 #37 東南アジア競技大会(Southeast Asian Games=SEA Games)マラソン
2023.07.02 アンコール見聞録シェムリアップ
NyoNyum124号特集⑤:間もなく始まるSEA Games 2023、その認知度は?
2023.04.27 スポーツ特集記事
アンコール見聞録 #34 遺跡写真館
2023.01.12 アンコール見聞録シェムリアップ
カンボジア生活情報誌「NyoNyum121号」発行のお知らせ!
2022.10.14 NyoNyum文化