カンボジア生活情報誌「NyoNyum123号」発行のお知らせ!
カンボジア生活情報誌「NyoNyum123号」発行のお知らせ!
2023.02.13

カンボジア生活情報誌「NyoNyum(ニョニュム)」123号を発行しました!

今回の特集は、「コロナ禍で変わりゆく日本語観光ガイド」です!

 

「コロナ禍で変わりゆく日本語観光ガイド

観光産業で発展してきたシェムリァップ。観光にまつわる多くの仕事と職業が生まれてきました。シェムリァップだけでも、英語、スペイン語、日本語、中国語、韓国語、ロシア語など、世界各国の言語に対応するガイドが約5000人もいます。英語と中国語に続き日本語ガイドは3番目に多く、その数は約800人。

新型コロナの流行から約3年の間に、観光ガイドの生活はもちろん、シェムリァップの観光ビジネスは大きな変化を余儀なくされました。仕事がなくなり生活のために、約3割のガイドが新しい仕事を求めてシェムリァップを離れたり、州内で建設業や農業、トラックのドライバーなどへと職を変えました。そして中には身に付けた日本語能力を活用して、新たな一歩を踏み出した人も。

今回の特集では、コロナ禍で変化した日本語観光ガイドをめぐる環境、そして今後のシェムリァップの観光ビジネスのあり方に迫ります。

 

編集雑記

元日本語ガイドであった私。12年ほど前に故郷のシェムリァップを出て、日本への留学をすることを決意しました。その留学前、私は生まれ育ったアンコールワットの町で4年間ほど日本語観光ガイドとして勤めておりました。

今回の特集テーマで取り上げた内容は、過去の自分にも重なり、懐かしく振り返りながら書き上げました。先輩であるベテラン日本語ガイドたちにインタビューを依頼をしたところ、皆快く応じてくれてとても助かりました。心から感謝します。何よりも、皆が自分たちの思いを率直に伝えてくれたことをありがたく感じました。

コロナがシェムリァップの観光業をドン底に落としたこの3年間、故郷にいる日本語ガイドたちはどうやって暮らしていたのだろうと気になりました。いろいろ話を聞いてみた結果、一時的に故郷を離れざるを得なかったとしても、やはり大半は故郷に深い愛着を持っているのだという印象を受けました。コロナ禍で働き方を変えようとプノンペンなどに出て新しい仕事にチャレンジしている日本語ガイドもいれば、コロナが収まるまで愛する故郷で家族を守りながらコツコツと働くガイドもいます。

一言では語り尽くせないほどの思いを持ちながら過ごしたであろうこの3年間。アンコールワットの町そのものにも、ガイドのキャリアや生活にも、様々な変化が生じました。その変化にどう向き合っていくのか。ガイドたちの思いと近況を伝えることは、編集部の私たちの意義であると思っています。(ノップ・ヴィサール)

 

その他のラインナップ

▼  コラム

・「コレステロールの真実(中編)」/奥澤健(医療コラム:どうしましたか)

・「ニョニュム20年を振り返ってみよう!Part2」/山崎幸恵(ボンユキ/エッセイ)

・「カンボジア国王がいらっしゃる!?」/小出陽子(シェムリアップMoi Moi ライフ)

・「アンコール遺跡群の世界遺産登録30周年記念イベント報告」/ 三輪 悟(アンコール見聞録)

・「第27回アンコールワット国際ハーフマラソンに参加」 / 米山 遥香(Para Sports in Cambodia)

・「サッカーのDNA」 /中村英誉(旅育!! ノマド家族。)

・「クメールの手仕事に触れる旅」 / オークンツアー(マオマオ・カンボジア)

・「ワクチン」(カンボジアで Happy 子育て !:八木加奈恵)

・教育現場のSDGs from プノンペン日本人学校 Vol.1

・カーロッシー「消費者のもとにお手頃の日用雑貨を届け続けたい!」

 

▼ 生活情報/お知らせ/その他

・NyoNyum Times
・みんなの掲示板
・うらない 2月&3月
・月間ドムライ
・緊急連絡先一覧

 

今回もコロナウィルスの影響もあり、全ページ webサイト上でオンラインで公開します。

【PDF版はこちら】

プノンペンでの誌面の配布は、今週末より配布予定です。

 

 

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メール: nyonyum@cisinc.co.jp
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