先日、リニューアルオープンしたカンボジアの様々な魅力や情報を発信しているNyoNyum Web。
今年から新たに誌面には載っていない、Web限定での現地発の記事連載を始めます!
第1弾はJICA海外協力隊員としてカンボジア南部のケップ州で活躍する足利水月(あしかがみづき)さん。
ケップ州観光省に所属しながら当地の魅力を多くの人に知ってもらうべく、日々奮闘している彼女の姿を紹介していきます♪
自己紹介
はじめまして、足利水月(あしかがみづき)です!JICA海外協力隊で、2018年秋よりケップ州に派遣されています。今回、NyoNyumの方からお声がけいただき、連載をさせてもらうことになりました。みなさまよろしくお願いします!!!
まず私のこれまでのプロフィールを簡単に紹介したいと思います。
私の家族は転勤族で、なんとこれまで15回ほど引っ越しをしています。宮崎で14年、大阪で7年、東京で5年、海外で2年ほど過ごしてきました。なので得意なことは「荷造り」です。
海外は学生時代にアメリカのオレゴン州の大学に留学していました。
カンボジアに来る前は、広告代理店で3年半ほど働いていました。CM作ったり、WEBサイト作ったり、イベントやったり、カタログ作ったり・・・
超がつくほど忙しい毎日で、泣きながら家に帰ったこともありました。笑
でも、今思えば、どの仕事もとっても楽しく、やりがいがありました。
好きなことは食べること、旅行すること。
料理は食べるのも作るのも好きで、最近はスパイスからカレーを作ることがマイブームです。
旅行はまだまだ行ったことがない国が多いですが、とりあえずは全大陸制覇を人生の目標にしています。
カンボジアの国内旅行も大好きです!
あ、あとはお酒が大好きです。
プノンペンへ上京しているときは、よく外で飲み歩いています。
日本人にしては日焼けしていて、きゅうりと納豆をこよなく愛していたら、それは私です。見かけたらぜひ、お声がけください。笑
なぜケップへ?
『あったかくて、できればお米が食べられる国がいいです』
これは私が協力隊の面接で、面接官から「どこの国でもいいか?」と聞かれた時に言った言葉です。
協力隊がなければ私はケップに来ることはなかったでしょう。
ケップという地名すら知りませんでした。
協力隊に応募する場合、“国×地域×活動内容”が書かれているものの中から、自分が応募したいものを選びます。
その中から、自分が応募したいものを第3希望まで選ぶことができます。
(その他いろいろ縛りがありますが詳細は割愛しますね)
私の場合は、
“カンボジア×ケップ×web関連とマーケティング”
というものしか自分に合致するものがなく、第1希望のみ提出。
“国×地域×活動内容”に書かれていた、“ビーチリゾート”というワードに惹かれたことも事実です・・・笑
選考、訓練、と無事に通過し、2018年に派遣となりました。
面接官から、「モザンビークにも似たような案件があるよ」と面接中にごり押しされていたので、私はてっきりモザンビークに行くことになると思っていましたが、結果、ケップに来ることができて、毎日お米が食べられて幸せです。
伝えたいこと
私がこの連載を通して伝えたいことは「ケップの魅力」と「ローカルの魅力」、この二つです。
ケップには、外国から観光客がたくさん来ています。
ただそのほとんどは、ヨーロッパの方々。
日本人を見かけることはほぼありません。
日本からカンボジアに旅行に来られる方に、ケップに来てもらうのは、かなりハードルが高いかもしれません。
なぜなら日本は長期の休みがとりにくく、せっかくカンボジアに来たならアンコールワットに行きたいはず。
アンコールワットのある町からケップへの移動はかなり大変です。
なのでまずは、カンボジアや周辺諸国に住んでいる日本人の方に、ケップに来てもらえたらと思っています。
ケップは観光地といわれていますが観光名所がたくさんあるわけでもありません。
ただ、ゆーったりとした時間が流れていて、ハンモックに揺られながら読書、などがとても似合う街です。
もちろん、カニを中心に海の幸が豊富なのも魅力です。
首都プノンペンからですとバスで約5時間ほどで着きますので、土日のプチ旅行に最適!
これからそんなケップの魅力をお伝えしていければと思っています。
また、都市部に住んでいるとなかなか感じることのない、ローカル感。
カンボジアの地方に住むと、都市とはまた違った楽しみ方ができます。
手に入るものも限られていて、今ではその中で工夫するのが楽しみの一つです。
そんな私のケップでのライフハック(かなり需要がなさそうですが)もご紹介できたらと思っています。
もし、ケップの○○が知りたい!などありましたら、気軽にお知らせください!
それでは、これからどうぞよろしくお願いいたします!
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