JICA海外協力隊員としてカンボジア南部のケップ州で活躍する足利水月(あしかがみづき)さん。ケップ州観光省に所属しながら当地の魅力を多くの人に知ってもらうべく、日々奮闘している彼女の姿を紹介していきます♪
前回の記事はこちら
第3弾はケップのクラブマーケットについてまとめました!
クラブマーケット(Crab Market)
スオスダイ!みづきです。
今回は、ケップといえばカニ!で有名な、クラブマーケットをご紹介。
クラブマーケットは、シーフードをメインに売っている市場です。
少しはフルーツや野菜もありますが、いわゆる市場で見かけるような日用品などは、ほぼ売っていません。
市場に一歩入ると、埋め尽くされるように置かれたカニ、イカ、エビ、貝、魚、そして乾物などを見ることができます。
クラブマーケットでシーフードを食べるには、
・市場の中で食べる
・レストランで食べる
の2つの方法があります。
クラブマーケットに到着するとすぐにわかると思いますが、北側に市場、南側にレストランがある、という感じです。
それでは、行き方やオーダーの仕方なども含めて、説明していきます。
【アクセス】
クラブマーケット(ផ្សារក្តាម プサークダム)は、ケップビーチから北に1kmほどの場所にあります。
海沿いの道なので、海風を感じながらトゥクトゥクに乗っていたら、すぐに到着します!
【市場の中】
市場の中では、
①その場で生の海産物を買ってから調理してもらう or 炭焼きにしてあるものを買う
②座る場所を探す
という流れになります。
おばちゃんたちとのコミュニケーションが必要になってきますがとっても楽しいです。
まずは歩き回って、いろいろと見比べてみてください。
そして、美味しそうなものを買いましょう!
カニについては、海の中にかごが入れてあるため、「カニを見せて!」というと海からかごを持ってきてくれます。
買う場合は、○○キロ分欲しい!もしくは、○○リエル分買いたい!というと、おばちゃんたちが袋にぽいぽい詰めてくれます。
でも!!
自分で触って、身がちゃんと入っているか押して確かめながら買うのが、クマエ流。
おばちゃんたちのパワーに負けないように、みなさんもかごの中に手を入れて、カニを選んでみてはいかがでしょう?
食材を買ったら、“調理するか?”というようなことを聞かれるかと思います。(もしくは、調理する人たちが寄ってくる)
塩茹で(スガオ)もしくは胡椒炒め(チャー)が選べます。
カニや貝類は塩茹で、エビやイカは胡椒炒めがおすすめです!
そして食べる場所。
市場の中には、飲み物を売っている場所がいくつもあります。
そこで飲み物を買うと、テーブルに座れる仕組みになっています。
市場の中で食べるのもよいですが、もっと海を感じたい、という方はぜひビーチへ。
ビーチにはゴザを敷いて、ごはんが食べられるペースがあります。
20,000リエル~で座ることができます。
週末はカンボジア人で溢れ返っていますが、海を眺めながら、ビールと海鮮を楽しむのも、おすすめです!
【レストラン街】
レストランに入ると、市場では食べられないような凝ったメニューもオーダーできるのが魅力です。
例えば、カニのアモック!
皆さんが知っているアモックは、魚のアモックではないでしょうか?
ケップのアモックは、一味違います。
食べても食べても溢れ出てくるカニの身。
カニの殻をむかなくてもいいという贅沢感。
レストランではお上品にご飯がちょっとだけ盛り付けてありますが、
2杯3杯とお替りしてしまいます・・・
そして、カニチャーハン。
溢れんばかりに盛り付けてあるカニの身。
お店によってはカニのほかにもエビやイカがたくさん入っているところもあります!
何軒か試してみるのもいいですね!!
そして、ケップ州が誇るカンポットペッパーと、イカの炒め物。
カンポットペッパーを使っているお店と、普通の生胡椒を使っているお店とあります。
ぜひ、カンポットペッパーを使っているお店で食べてみてください!!
まず胡椒の粒の大きさが違います!
胡椒の香りと、ピリリとした辛さが病みつき!
ビールが、ご飯が、何杯でも進んでしまいますねえ・・・
まだまだメニューはたくさんありますが、後は来てからのお楽しみ。
すべてのレストランに行ったことがあるわけではありませんが、私が行った中でのおススメを、ご紹介しておきます。
◎HOLY CRAB
◎MLOB DONG SREY MAO
◎Sailing Club Restaurant & Bar
【番外編】
クラブマーケットには、スタンドカフェが2~3軒あります。
私の一押しは、この“PICK UP COFFEE”というところです。
カンボジアのコーヒーは少し濃くて、日本で飲んでいたコーヒーとちょっと違うなー?
と思っている方、多いと思います。
しかし、ここのコーヒーは日本で飲んでいたようなコーヒーです!
しかも1杯1ドル。
なんでお気に入りかというと、コーヒーもおいしい、コスパもいい。
でも、それ以上に、このお姉さんの人柄がとても素敵。
いつ行っても、とっても優しく、元気に話しかけてくれます。
隣には、6人ぐらい座れるような小さなテーブルも用意されています。
市場を歩き回って疲れたなー、という時、ぜひ、ここでひと休みしてはどうでしょうか?
以上、今回はクラブマーケットについてご紹介しました!
それでは次回もどうぞよろしくお願いします!
<過去の記事はこちら>
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