2019年のサッカーカンボジア代表関連の試合スケジュールまとめ。カンボジアのA代表とU-22は本田圭佑選手が実質的な監督を務めることで知られているが、実はU-18は行德浩二監督、U-16は井上和徳監督が務めている。9月にはW杯予選もはじまり、本田監督目当てに日本人観光客も見に来ることを予想して試合情報をまとめてみました。

A代表

国際親善試合
3/9 カンボジア0-1バングラデシュ（プノンペン）

カタールワールドカップアジア地区1次予選
6/6 カンボジア2-0パキスタン（プノンペン）
6/11 パキスタン1-2カンボジア（ドーハ）

カタールワールドカップアジア地区2次予選
時期：9/5、9/10、10/10、10/15、11/14、11/19
※7/17に組み合わせ抽選会

U-22代表

SEA GAMES 2019（東南アジア版オリンピック）
時期：11/30-12/11

U-18代表

AFF U-18選手権2019（ベトナム・ホーチミン市、ビンズオン省）
時期：8/5～18
グループB（カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム、シンガポール、オーストラリア）

2020 AFC U-19 Championship予選（カンボジア・プノンペン）
11/2 vsマレーシア
11/4 vs北マリアナ諸島
11/8 vsタイ
11/10 vsブルネイ

U-16代表

2020 AFC U-16 Championship予選（ラオス・ビエンチャン）
9/18 vsマレーシア
9/20 vs日本
9/22 vsラオス

カンボジアサッカー協会および、カンボジア代表について

設立：1933年
FIFA加盟：1954年

FIFAランキング169位（2019年6月14日現在）
過去最高位：135位（2011年3月）　※最低は198位（2014年8月）

主な成績

＜ワールドカップ予選＞
1998年フランス大会：予選初参加
2002年日韓大会：予選敗退
2006年ドイツ大会：予選不参加
2010年南アフリカ大会：予選敗退
2014年ブラジル大会：予選敗退
2018年ロシア大会：1次予選でマカオに勝利し、初の2次予選進出も予選敗退

＜アジアカップ＞
1956年香港大会：予選初参加（マレーシアに敗れ、予選敗退）
1972年タイ大会：本大会4位

＜東南アジア選手権＞※現SUZUKI CUP
出場7回（1996、2000、2002、2004、2008、2016）
最高成績：グループステージ
通算成績：3勝23敗　得点23 失点91

＜その他過去の実績＞
1972年 アジアカップ1972タイ大会 4位
1972年 Jakarta Anniversary Tournament 3位
1972年 South Vietnam Independence Cup  優勝
1973年 President’s Cup Football Tournament（韓国） 優勝

主なカンボジア人選手

FWチャン・ワタナカ（Chan Vathanaka）ボンケットFC（カンボジア）
近年のカンボジア人選手では人気、実力ともにNo.1選手と呼べるのがこのチャン・ワタナカだ。ボンケット時代は3年連続MVP、2年連続得点王と国内では他を圧倒。（90試合116得点）また、2015年トヨタメコンクラブチャンピオンシップでは得点王とMVPを獲得するなど、国際舞台でも結果を残している。2017年にはJ3藤枝MYFCに移籍し、カンボジア人初のJリーガーとしてデビュー。2018年前半はマレーシア1部リーグのパハンFA、後半はカンボジアの古巣ボンケットに復帰。翌2019年もシーズン前半こそマレーシアでプレーしていたが、6月から再び古巣ボンケットに復帰。代表通算46試合16得点。

MFティエリ（Thierry Chantha Bin）　  トレンガヌFA（マレーシア1部）
フランス生まれでユース時代はストラスブールでプレーし、過去に元フランスU-17代表経験がある。
2017年はタイ2部アーミーユナイテッド、2018年からマレーシア1部を舞台に活躍中。

MFカカダ（Sin Kakada）ヴィサカFC（カンボジア）
若干18歳ながら既にフル代表にも選出されるカンボジア期待の星。2017年に行われたAFC U-19選手権予選では井上和徳監督（当時）のもと、才能を開花し、チームは初の本大会出場まであと一歩のところまでだったがミャンマー戦では直接FKを決めるなどチームを牽引し、大活躍。（総得点差1で出場逃した）。現在の代表の中でも最も注目されている存在。