「カンボジアはアンコールワットだけじゃない!」
カンボジアを訪れる旅行者に国内の観光地をもっと知ってもらいたい!
ということで各地の観光・お土産・グルメを紹介するコーナーを始めました!
第7回目はタイ国境にある町「ポイペト」の紹介♪
今回はNyoNyum92号の特集でも紹介したポイペトの町の様子も紹介もしたのでWEBでも紹介しちゃいます!
●PDFで見たい方はこちら 「NyoNyum92号ポイペト特集PDF版」
ポイペトってどんな街? 日本人駐在員は見た!?
ポイペト見どころ案内
駐在の基本は医・食・住。そしてエンタメ! ポイペトの生活環境はいかに?
テクノパークの丹崎さんが再び登場。丹崎流、ポイペトの過ごし方を一挙公開!
腹が減っては戦はできぬ。企業戦士にとって、おいしいゴハンが食べられるかはかなり気になるところ。辺境の地というイメージさえあったポイペトだが、昨今の開発の波により食環境はだいぶ充実してきている。丹崎さんのオススメ&街で見かけた気になる店・場所をご紹介。
●飲食店
<やきとり大将>
焼き鳥をつまみにちょっと一杯♪深夜まで営業!
<国境食堂ハル>
日本人女性の作る家庭料理でほっこり
<松林>
高級感漂うカジノリゾート内の日本料理店
<ノブ>
定番の日本料理がそろうカンボジア人経営の店
●カフェ・朝食 etc.
Crown Supermart
コーヒーやシェイクなどのドリンク、ハンバーガーやフィッシュ&チップスなどの軽食が食べられる。店の前に
人工芝が敷かれ、そこに置かれた色とりどりのクッションと照明が目を引くコンビニに併設のカフェで、“イン
スタ映え” スポットとしても若いポイペトっ子を中心に人気の様子。
Cafe AMAZON
数年前に進出してきて以来、プノンペンでも雨後の筍のごとく続々と店舗が増えているタイのコーヒーチェーンは、ここポイペトにも。
PIZZA Company
カンボジアでもおなじみのピザチェーンだが、こちらも実はタイ発祥。宅配だけでなく店内で飲食もできる。
Palm Coffee
こちらのカフェはバンテアンイミエンチェイ州発祥のカフェ。州都シソフォンとポイペト、それにプノンペンにも「支店」があるんだそう。
Smey Phnom Penh
プノンペンから移住してきたカンボジア人夫妻が経営する人気の食堂。豚ご飯やクイティウなど、定番のカンボジアの朝食を食べる人たちでいつもにぎわっている。
リトルチャイナタウン!?
街中に“リトル” チャイナタウンのような一角が。100 メートルくらいの通りに数軒の中華料理屋がかたまっている。接待などで利用するなら、ホリデイパレス内の高級中華「DragonPalace」もおすすめ。
Boueng Star
屋根付きオープンエアのビアガーデン。ステージの歌謡ショーをBGM に、カニカレーなどのタイ料理とタワービールでみんなで乾杯♪ 併設のカラオケボックスでもレストランの料理をオーダーできる。ポイペトの夜をワイワイ楽しみたいならココで決まり!
●タイの通貨が流通する町
カンボジア国内にもかかわらずポイペトではタイの通貨、バーツが流通している。タイ人利用客が多いカジノリゾート内だけでなく、街の飲食店やゲストハウスなどでもバーツで料金を表示しているところがほとんどのようだ。ドルでも支払えるが、お釣りはカンボジア通貨のリエルではなくバーツで返ってくる。ポイペトを訪れる際はドル⇔バーツの為替レートを頭に入れておこう(ここ数年は1 ドル= 30 ~ 35 バーツ程度で推移)
●宿泊&住居
国境近くに立ち並ぶカジノリゾート内のホテルを除くと、街中の宿泊施設はゲストハウスがほとんど。そのためビジネスでポイペトを訪れる出張者は、車で片道2 時間ほどのシェムリァップに宿をとって日帰りする人も多いそう。
最前線の駐在生活。日常生活環境もとっても重要。各地からの労働者やカジノで働く人々向け、また投機目的で新興住宅地の開発も盛ん。外国人向けサービスアパートメントも続々建設が進んでいる。カンボジアの人たちが「ボーレイ」と呼ぶタイプの新興住宅地(写真右)。住宅地に隣接してインターナショナルスクールもある。
●お買い物
タイ資本のスーパーやコンビニ規模の地元スーパーがある。ただ、シェムリァップやプノンペンにある「ラッキースーパーマーケット」などのような大型スーパーほど品ぞろえは豊富ではないので、物によってはシェムリァップなどで買い出しが必要だそう。
国境を越えたタイ側の街、アランヤプラテートにある「ロンクルア市場」は洋服、生活用品、食品など品ぞろえ豊富。国境を越える必要があるが、タイ、カンボジア両方のマルチビザを持っている人にとってはいい買い物スポット。
●医療
日本人医師のいる医療機関や、外国人向けの医療サービスを提供する病院はまだなく、病気の時はシェムリァップやタイの病院へ行くのが一般的。
●レジャー&エンタメ
ポイペトのエンタメといえばカジノが有名だが、日本人のポイペト駐在員さんたちはというと、仕事後にジムで汗を流したり、休みにシェムリァップまで足をのばしてゴルフや買い出しに出かけたりしてポイペトライフを楽しんでいるそうだ。
First Fitness ジム、バドミントンコート、卓球台、サウナを備えたフィットネスクラブ。仕事のあとは体を動かしてリフレッシュ!
Sok Sreng Swimming Pool
広~いプール。併設の建物内にはジム、サウナ、お湯に浸かれるお風呂、カフェ、キッズプレイルームがあり、大人から子連れの家族まで楽しめる施設。裏にサッカー場も。
ポイペト地元行政も気合い十分!
丹崎さんのバトミントン仲間、とあるポイペト地元行政幹部に遭遇! 1時間ほど汗を流したあと、ニョニュム取材班にポイペトの未来にかける思いを語ってくれました。 「今のポイペトはお恥ずかしながらゴミの問題、交通の問題など、生活・ビジネス環境全般にわたって未整備の状態。地元行政に関わるものとして、私はこの街をカンボジアの陸路国境の窓口としてふさわしい美しい街にしたいと考えています。街路樹が並ぶ歩道、市民が憩う公園や行楽施設、上下水道、電力などのライフラインにどんど
ん投資をしていきたい。また郊外に工業団地を誘致して、近郊の住民がタイに出稼ぎに行かなくても働ける雇用の場を作っていきたい」。バドミントンも上級レベル。近くタイの選手団が交流試合に来るのだそう。お話によるとゴルフも相当の腕前で、週末にはタイやシェムリァップのゴルフ場に通っている。「共同投資してくれる人を探しています。ぜひ18 ホールのゴルフ場をポイペトに誘致したいと思っているんです」 生まれも育ちもバンテアイミエンチェイ州の彼。地元行政の立場からポイペトをよくしていこうと気合いに満ちている。ポイペトがどんな街に生まれ変わっていくか楽しみだ。
●最後に
ポイペトにはビジネスチャンスがいっぱい!?
需要に対して供給する。「ないもの」を「ある」ようにすることがビジネスの基本。テクノパークがそれを満たそうとしているように、テクノパークの需要がまたビジネスになる。丹崎さんによると、ポイペトに来てみたらとにかく何もなかった。工場の従業員用食堂をオープンさせようにも、「給食業者」がポイペトにない。プノンペンでようやくある業者を説得し、進出してもらって実現したという。生活の中でほかに何が必要かという質問に、「チーズやヨーグルトなどの乳製品はポイペトにはなく、シェムリァップやプノンペンのスーパーで買いだめをしています。パン屋さんも欲しいですね」と丹崎さん。このほかにも生活面で、またビジネス面で「ないない」づくしのポイペトに先頭切って進出しようじゃないか。そんな人が「ポイペトドリーム」で成功するのかもしれない。
●合わせて読みたいポイペト情報
NyoNyum No.92特集【いま、ポイペトが熱い! ~カンボジア経済の新たなる牽引拠点となるか~】
<~自ら起業している現地人を紹介~カーロッシー>番外編! 国境の町ポイペト
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