スオスダイ!スースダイ!
高専機械科を休学してNyoNyumでインターンをしているせいしろうです。(前回はお買い物について紹介しました。前回の記事はこちら)
シンガポールに行ってからもう1カ月が経ちました。カンボジアのビザは1か月で失効するので、その前に長期のビジネスビザに更新する必要があります。私(せいしろう)のビザは更新できなかったので、週末に新しいビザをもらいに隣のベトナムのホーチミンに夜行の寝台バスで行ってきました。
ということで、インターン日記8回目は寝台バスとベトナム旅行について紹介します。
ホーチミンへはバスが安い!
ベトナム南部の都市ホーチミンとプノンペンは250キロメートルほどの距離にあります。距離は東京-大阪間の半分ですが、国境と未舗装区間があるのでGoogleマップではどちらも6時間かかるようになっています。
この区間は東京からトルコまでつながるロマンの道、AH1(アジアハイウエイ1号線)の一部です。
バスのチケットは特集で紹介した、BookMeBusを使いました。
往路は夜行の寝台バス、復路は通常のバスにしました。往復でおよそ3200円です。
BookMeBusの特集記事はこちら
せいしろうのアプリ体験記事はこちら
寝台バスに乗ろう!
あらかじめ指示されたバス乗り場で待っていると、このトラックが来ました。これで深夜の未舗装道路はワクワクしますが、バス停までの送迎用でした。バス会社によってはバス乗り場とは別のバス停で乗車することもあるそうです。
バス停にはこの古そうなバスがいました。車内は普通のバスの座席の代わりに2段ベッドを置いたような様子で、写真どころでないぐらい狭かったです。
アンコールワットのあるシェムリアップが出発点だったようで、すでにたくさんの人が寝ていました。
ベッドは、190cmぐらいの長さがあり、幅は100cmほどでした。1人で寝るには十分なスペースですが、これを2人でシェアして使います。私はホーチミンの空港整備の仕事をしているという東南アジア系のおじさんと一緒でしたが、2人ともやせ型だったので快適に寝ることができました。
偶数チームでの移動には最適な交通手段だと思います。
夜中は国境ゲートが空いていないので、のんびり5時間ほどかけて中間地点まで行きます。
大きく揺れることもなく、しっかり寝ることができました。
朝7時ごろに国境につきました。カンボジア側国境のトイレは有料で500リエル(約13円)かかります。
おそらく国の施設ですが、監視員は私服を着ています。
私の乗った寝台バスは、夜行という最大の利点を生かすことなく、超大渋滞にはまりました。
到着予定時刻は午前9時30分でしたが、結局11時30分頃につきました。天井が低く寝る以外の姿勢が取れなかったので、寝ました。
見どころいっぱいホーチミン!
ホーチミンは東南アジアの中心都市のひとつで、たくさんの観光客であふれる、活気のある街です。
プノンペンのヴァタナックタワーに似ている、ホーチミンのビテクスコフィナンシャルタワー。
飛び出たところは展望デッキで200000ドン(1000円)で登れるようです。
こちらはプノンペンのヴァタナックタワー。飛び出たところは、バーになっています。
そのホーチミンのビテクスコフィナンシャルタワーのすぐ下には、マッサージ店のmiu miu spaの4号店があります。フットマッサージ1時間で1500円と安く、質は高いという評判で大人気だそうです。
私(せいしろう)も体験してきましたが、くすぐったすぎて疲れました。
統一会堂はベトナム戦争終結の地ともいわれる、南ベトナムの大統領府だった場所です。
現在は博物館として展示されていて、当時の様子を見ることができます。
またこのすぐ近くに、ベトナム戦争の兵器や写真を展示している博物館 War Remnants Museumもあり、ベトナム戦争について学ぶことができます。
ベトナムに行って思ったこと
プノンペンと比べて都市のレベルが高いように感じました。
バイクタクシーのお客にもヘルメット着用が徹底されているのには驚きました。赤信号もきちんと守るし、交差点進入時にブーブーブーブークラクションも鳴らしません。
道はゴミが少なく、街灯もあり、明るいような気がします。
私の発見は交通事情に関することでしたが、この町のひとつひとつに行政が正しく機能し、市民が協同してモラルを高めていくという社会のダイナミズム(?)を感じたような気がします。
カンボジアも日本も頑張ってほしいと思います。
今回のおすすめ関連記事
プノンペンとベトナム国境を結ぶ国道1号線には「つばさ橋」(正式名称:ネアックルン橋」)というドデカイ橋があります。日本の援助でメコン川にかけられたこの橋は、今日もカンボジアの経済とAH1を支えています。
ぼんゆき社長のエッセイ
日本がカンボジアで作った2つの橋
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