【NyoNyumインターン日記㉔】これがカンボジアのプチュンバン～お寺編～

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2017.12.13

インターン日記シーズン1

スオスダイ！インターン生の伊藤陽子です。今回も前回に引き続きプチュンバン（カンボジアのお盆）小旅行についてお伝えします！

私たちはコンポンチュナン州にある友達の家に向かっていました。電灯が本当にない田舎道を友達の運転するバイクの後ろに乗って少し走るとたくさんの民家が見えてきました。そして友達の家に到着。彼の家族が温かく迎えいれてくれました。

夕食をごちそうしてくれるということで料理ができるまでしばし待機することに。友達の自宅にはお坊さんも遊びに来ていました。彼は英語が話せるようで、大学でどんなことを学んできたかなど互いにいろんな話をしました。普段はプノンペンのお寺にいるそうです。そうこうしている間に美味しそうな料理が運ばれてきました。

これは鶏肉を葉野菜で巻いてたれをつけて食べるもの。農村ではよくありますが、鶏肉は丸々一匹蒸されたものが切られて出てきます。美味しかったのですか、途中分厚い鳥皮が噛み切れずのどが本当に詰まりそうになり冷や汗をかきました。

その後はこれも農村の定番といえますが、でかいスピーカーで音楽がガンガン鳴っている広場で踊る村の人たちに混ざったりして夜は更けていきました。

そして次の日。すっかり忘れていましたがプチュンバンで朝早くにお寺に行かなければなりません。みんなで朝４時に起きるつもりが結局1時間近く寝坊してしましました。（そして驚くべきが私たちが起きた頃にはもう身支度ばっちりの妹さん。昨夜同じ時間に寝たはずなのに…）

近くのお寺に行くとみんな上半身は白い服を着て、部屋の奥に身体を向けて座り、手を合わせながらお坊さんの声にあわせて何かを唱えています。お寺の中は日本のとは打って変わって金ぴか＋カラフルな壁画と装飾で輝いていました。私たちも見よう見まねで唱えてみましたが正直ずっと座っているのはつらかった…。

最後は家から持ってきていた炊いたお米をたくさん並んでいる壺に手づかみでいれていきます。これで終了と思ったら、なんと昨日一緒に夕飯をともにしたお坊さんがいるではありませんか。彼は本当にお坊さんでした。

ちなみにお寺を出るときに友達は私たちに「こういう文化ってどう思う？」というようなことを聞いてきました。確かに長時間座ったり早起きしたりとちょっと面倒なことは多いですが、みんながひとつのことを熱心に思う一体感は何かパワーを感じました。しかし一緒に泊まっていたカンボジア人の友達の一人は結局行かなかったので、こういう文化は将来の若者に受け継がれるのだろうかと考えた朝でした。

次回は地獄の？トゥクトゥクツアーについて書きます。お楽しみに！笑