(日本語) 【NyoNyumインターン日記㉜】さあ、ピザで◯◯しよう！

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2017.12.26

インターン日記シーズン1

スオスダイ！インターン生の伊藤陽子です。以前クメール語教室に参加したことを日記で書きましたが(この文章を書くのも2回目ですが)、実はこの時にそのクメール語教室の先生に「ちょっとしたアルバイトをしてくれない？」と頼まれました。いったい私は何をしたのでしょうか？上のピザの画像がヒントです。今回はこのことについて紹介したいと思います。

早速次の日彼女と待ち合わせて向かったのはあるシェアハウス。そこには先生と共同でサイトをつくっている欧米人の仲間がいました。実は頼まれた仕事というのが、旅行で海外に行った際によりその国を楽しめるように現地の簡単な言葉を勉強できるサイトを作る手伝いだったのでです。私はそれに日本語を登録するのに協力してほしいということで呼ばれました。

といってもやることは2つだけ。まず英語で書かれた文を日本語で読んだ場合どのような読み方になるか、文節でそれぞれどのような意味になるのかを打ち込んでいきます。しかしこれが結構骨の折れる作業。もう延々と続きます。途中グリーンカレーをごちそうになりながら、でも眠気と戦いながらスマホの画面に打ち続けます。

そして２時間半以上かかってようやく終了。これでひと安心と思いきや、次の作業はある意味さっきもよりやりづらいお仕事。さっき入力した日本語を読み上げて録音したいというのです。私なんかの声で良いのかと思ったりちょっと恥ずかしかったりと複雑でしたが、協力すると言ったからにはきちんとやろうということで、大きくはっきり丁寧にを意識して日本語をひたすら読み上げました。

ついに最後の分を読み終わりお仕事終了。協力を依頼したカンボジア人の先生と欧米人の仲間が「Thank you very much~~!!」と大いに喜んでくれました。彼らからちょっとした謝礼をいただき私たちは別れました。

私が手伝いながら思ったのはどういうきっかけで彼らは一緒にあのサイトを作ろうとなったのだろうということでした。同じ国籍の人同士が集まって何かをつくりあげるというのももちろんすてきなことです。しかし今回のように自分とは出身国は違うけれども同じような意思を持つ仲間に出会い、しかもその思いを一緒に形にしようと実行できるのって奇跡の一つだと言ってもいいくらいだと思います。そんな彼らが私の目にはとても生き生きしているように見えました。

サイトに日本語が入るのは後日かなと思っていると、1時間足らずで「ほら、こんな風になったよ」とメッセージを送ってくれました。試しに日本語のページを開いて自分の声を聞いてみると…やっぱり恥ずかしいというかなんとも言えない気持ちになりました汗

そして今回私が制作に協力した「TravelLingo.me」なのですが、すでに様々な言語が登録されています。チェコ語やビルマ語などなかなか触れる機会のない言語もあり、また同じアラビア語でもエジプトで話されるものとレバノンで話されるものとで別々に学ぶことができます。くるくる回るピザの画像とともに（全くヒントになっていなくてすみません）楽しく言語を習得できると思うので、ぜひご旅行の際は利用してみてください！

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