(日本語) 【NyoNyumインターン日記㊸】私がニョニュムインターンで学んだこと

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2018.04.11

インターン日記シーズン1

スオスダイ！元インターン生の伊藤陽子です。カンボジアを離れてからすでに一か月以上が経ちました。そして私は就活の波にもまれたりもまれなかったりしている日々を送っています。

その中でずっと書こう書こうと思いつつ手をつけていなかった最後のまとめのインターン日記。ちょっと遅すぎだろ！と思われそうですが、自分の中で整理をつけるために、お世話になった方々にきちんと報告するために、ニョニュムでのインターンを考えている方のために今書こうと思います。

私は一番最初のブログで「カンボジア人と信頼関係を築ける人間になる」ことを目標にかかげ、ニョニュムを発行している会社であるカンボジア情報サービスでのインターンを始めました。

結果はどうだったかというと…まだまだだったなというのが正直なところです。

信頼関係を全く築けなかったという訳ではありません。最初はニョニュムショップのマネージャーであるパリさんやニョニュムショップイオン店のスタッフとは何だか気まずくて、私が何かを言っても「はあ…」という感じで良い反応は返ってきていませんでした。それが最終的にはショップの改善のために意見を交わして一緒に行動することができました。

私が途中から信頼関係を築く=お互いに信用しあえる関係をつくるために意識し始めたのは、一つ目に「まずは相手の要望とは何か考えそれに応える」ということでした。きちんと応えられたかはともかくそれを考えた結果、スタッフに対して「あなたの○○なところ良いですね」と言ってみたところ風向きが変わったように思えました。

そして二つ目に「相手のことを理解する、相手の話をきちんと聞く」というのも大切にしました。インターンが始まった当初は自分の「あれがやりたい、これがやりたい」というのを一方的に口に出していた気がします。それをやめて協力してほしいスタッフの気持ちを意識的に考えました。

信頼関係の構築についてまだまだだったと判断したのには、ここが不十分だったという認識からです。私のクメール語の能力がもっと上達していれば、よりお互いを理解し良い仕事ができたのではないかと思います。

また私は「結果を出す」ということも目標にしていました。ここでいう結果とは色々あると思いますが、売り上げの点では前よりアップしたということで達成。見た目の点でも様々な取り組みをした結果、以前より良くなって最後は山崎社長にお褒めの言葉を頂けました…！

しかし反省すべき点も多々ありました。なかなか私がいなくなってからも続くようなやり方は作れなかったなというのと、改善を進めるうえで仮説を立て、検証、修正し再び検証というプロセスをきちんと踏めなかったということです。

このように他にも書ききれないほどたくさんのことをカンボジア情報サービスでは学ばせていただきました。私には休学せずに今ごろ新社会人として働いていた道もあれば、英語圏で留学する道もあったかもしれません。でもやっぱり大好きな国カンボジアで魅力的な事業をしているカンボジア情報サービスの一員として働かせていただいて心から良かったなと思います。

最後にショップの改善に協力してくれたイオン店のスタッフ、いつも私に付き合ってくれたマネージャーのパリさん、できる女のキムさん、癒しだったチャンラーさん、変人度がすごいけど面倒を見てくださったKさん、いろんな場所に連れていってくださり人を紹介してくださった編集長、ニョニュムの改革を躊躇うことなく続けているKさん、そしてこんな私とも距離が近く様々なことを教えかわいがってくださった山崎社長。そのほか現地でお世話になった方皆さんにお礼を申し上げます。

またこれまでインターン日記を読んでくださった方々、拙い文章であったと思いますが皆さんの反応が書くうえでとても励みになりました。ありがとうございました。このインターン日記が誰か一人にとってカンボジアに興味を持つきっかけになったり、海外インターンという選択肢を身近にできていれば幸いです。

（現在私は一般社団法人Cycle beyond the Bordersという以前所属していた団体の事務局員をしております。こちらのインターンもご応募お待ちしております！）

ではチョムリアップ・リーア（さようなら）～