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おかゆ屋台のある老人の物語<カンボジア・フォトさんぽ>

2003年から発行している「カンボジア生活情報誌NyoNyum」内でプノンペンやシェムリアップはじめ、カンボジア各地の風景や生活を紹介してきた「フォトさんぽ」コーナーをNyoNyum Webマガジンでも紹介します♪

 

毎朝、通勤途中に見かけるおかゆ屋台の初老の男性がいる。

いつも人だかりができていて、おいしいと評判の人気店。

なぜだか彼に興味がわいて、話を聞いてみることにした。

彼の名はムンさん。63歳で、2人の子供がいるという。

1998年から10年ほど自分の店を構えていたらしいが、カンボジアの景気が上昇するとともに店の賃料も上昇し、支払い切れずに屋台へ転向したそうだ。

今は朝と夕方、プノンペンの432通り沿いに出店している。

いい時は1日200杯ほど売れたというが、最近では130杯から150杯まで減り、かなり厳しいという。

プノンペンに屋台が増えすぎたことが原因だとムンさんは考えている。

「日に日に老いを感じて大変だけど、まだ引退する気はないよ。私のおかゆを楽しみにしてくれているお客さんたちと会えるのが楽しいし、子供の学費も稼がないといけないからね」

そうしわしわの笑顔でにこやかに話してくれた。

彼のおかゆが人気の理由。それは、こんな彼の人柄にもあるのかもしれないと思った。

 

<NyoNyum No.80より>

取材、写真 essay & photo : Sok Mom

 

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