(日本語) 【#value!カンボジア人社会起業家紹介】障がい者の自立生活センター 「PPCIL」を設立したサミスさん
(日本語) 【#value!カンボジア人社会起業家紹介】障がい者の自立生活センター 「PPCIL」を設立したサミスさん
2019.06.25

現在、カンボジア国内で配布中のNyoNyum 101号から5つの新連載がはじまりましたが、こちらのハラハタミオさんがカンボジア人社会起業家を紹介する「#value!」もWEBサイトでも紹介!第1回目の今回はプノンペンで障がい者の自立生活センター「PPCIL」を設立したサミスさんを紹介します。

 

#value! とは


社会を変えるマッチングプラットフォーム。カンボジア人社会起業家の活動をより多くの人に知ってもらうためのメディア、イベントを運営。また、社会起業家とつながれるマッチングサービスを展開中。http://hashvalue.com/

 

 

プノンペンで障がい者の自立生活センターを設立


カンボジアでは障がいは自分自身の問題であると考えられ、自ら声をあげる人があまりいないという。「障がい者が変わらないといけない問題でなく、社会を住みやすいものに変えていくべき」という思いのもと、2009 年にカンボジアの首都プノンペンで障がい者自立生活センター「PPCIL」を設立した。自らもポリオの影響で車椅子生活を送るサミス・メイさん。空港や区役所など街のバリアフリー化の推進や障がい者の自立のための啓蒙活動に励んでいる。

さらに現在、障がい者の生活をサポートするための介助制度を導入するよう国と交渉を行う。 #value! とPPCIL で、障がい者の方の家を訪れるイベントも開き、介助制度の必要性などについて話をしていただいたりもした。

 

 

障がい者雇用のためのドライフルーツ、クッキー作り事業を開始

また、障がい者雇用のための、ドライフルーツ、クッキー作り事業も開始し、「こういう社会にしたい!」ということをどんどん実現しているサミスさんのエネルギッシュさには驚く。サミスさんと会うと、いつも元気がもらえ、#value! とサミスさんで一緒にこんなことをしよう!

といつも話が盛り上がる。社会を変えるアクションができるのは、当事者の自分だから、ずっと車椅子のままでいたいと語るサミスさん。その生き方は本当にかっこいい。

 

このサミスさんのクッキー&コーヒ―ショップチュロイチョンワー地区の「The Food Palace」というフードコートの中にあります!

Facebookページはこちら

筆者: ハラハタミオ
1992 年生まれ、愛媛出身。大学卒業後にアリババ株式会社を経て、2016 年プノンペンにある人材紹介会社CDL に入社。同オフィス内に本を自由に共有できるプノンペンブックポスト(通称PPBP)の設置、コミュニケーションが生まれるTシャツ「カンボジアT2.0」販売、カンボジア人社会起業家を応援するプラットフォーム「#value!」運営などさまざまな活動を行っている。

SNS情報

●個人ブログ:ハラハタミオ@カンボジア
●Twitter:@harahatamio
●Instagram:@cambodiat_2.0
●#value!公式サイト:http://hash-value.com
●カンボジアでお仕事探しならCDL:http://www.cdl-consultant.com

 

過去のインタビュー記事

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