(日本語) カンボジアの海の中を満喫! ダイビング体験レポート【シアヌークビル探訪】
(日本語) カンボジアの海の中を満喫! ダイビング体験レポート【シアヌークビル探訪】
2018.07.16

カンボジアの観光スポットは遺跡だけじゃない。海の町にもぜひ訪れてほしい! 今回は海の中へ。シアヌークビル沖合いにあるロンサムレム島の周りでダイビングに挑戦してきました。現地在住者による実況レポートをお届けします!

 

島に渡って海の中を満喫! ダイビング体験レポート

スオースダイ! おはようございます。昨夜の願いも空に届き、本日は快晴、風もまったくなくベタ凪のダイビング日和でございます。今日から島のまわりで1泊2日のダイビングに出発です。

お世話してくれるのはシアヌークビルで16年目を迎える老舗ダイビングショップ「EcoSea Dive(エコシーダイブ)」。オーナーさんは「世界中の海を制覇してきた女海賊」と名高い方なので、それは楽しみ。どんなシアヌークビル海中世界を案内してくれるでしょうか……♪

シアヌークビル
(島のまわりにはダイビングポイントがいっぱい!)

 

DAY-1

7:20 集合

セレンディピティビーチ通りにあるEcoSea Diveのオフィスに集合。予約してあったチケットを受け取りしばらく待つと、ボート会社のバスが迎えに来てくれます。あとは、ボートに乗り→ロンサムレム島着→ダイビング舟に乗り換えていざダイビング! という段取り。

シアヌークビル

9:00 島に到着→ダイビング!

スピードボートで約1時間、 ロンサムレム島に到着。
※自分の目的地の埠頭(Pia =船着き場)を必ず確認しましょう。EcoSea Diveのあるサラセン湾だけでも5つの埠頭があり、間違えるとなかなかの距離を歩くことになります。ちなみにEcoSea DiveはFreedom Piaで降ります。

下船したところで、早速オーナー兼ナビゲーターの大橋恭子さんと合流。船着き場の向かいにスタンバイしているダイビング舟に乗り換え、すぐさま出港~!

シアヌークビル
(ダイビング用のボート)

本日1本目は慣らしを含めて浅めの砂地へ潜ることに。久々なので呼吸法を忘れており(汗)軽くテンパるも、恭子さんに優しく合図で促してもらい一安心。

シアヌークビル

2本目はサラセン湾向かって右側の岩礁付近。水深8メートルまで潜ると、色とりどりの珊瑚、熱帯魚、グロ鮮やかな巨貝やイソギンチャク! やはり日本の海とはだいぶ様子が違います。

シアヌークビル
(タンク1本につき約40分間の潜行。海の中の世界を満喫しました!)

ダイビング後は、ボートの上で船長が作ってくれた魚料理に舌鼓。ロケーション、新鮮さも手伝って美味しい!  味付けも非常に良かったです。

シアヌークビル

14:30頃 ダイビング終了

島に戻って、しばしハンモックでお昼寝。

17:00 島のビーチバーで乾杯♪

シアヌークビル

我々の友人が島で営んでいる「Bar Octpussy」で飲み会。島に夕日が沈んでいきます。

20:30 宿でもまったり飲んで…就寝

近くの埠頭まで船長が舟で迎えに来て宿へ移動。持って来た焼酎と船長の魚介料理で二次会。そして就寝……

 

DAY-2

9:30 出港! ダイビング2日目

2日目は島の北側、M’pay Bye(マペイバイ)村付近でダイビング。最大15mを潜行。昨日を凌ぐ 深淵なる海の森、美味しそうな魚の群れや スズメダイ、オトメベラ、巨フグ、巨大珊瑚、など豊かな生物体系を見て取る事ができました。

シアヌークビル

私もだいぶ中性浮力(呼吸によって浮力をコントロールし、水中に制止できるようにするダイビングの基本的テクニック)に慣れてきました。

シアヌークビルの海は比較的透明度は低い方ですが、これはメコンの影響や豊かな生物体系からの有機物が多く、島に関しては人間による汚染の為ではなく島の環境による影響によるものなのだとか。

スキューバダイビングは、潜る度にその土地の環境のナリというものを見て感じ取る事ができるのだなーと、初心者ながらに思います。

シアヌークビル

そんなこんなで2日目のダイビングも終えて、15時半のスピードボートで島を後にしました。

シアヌークビル
(料理上手でとても気さくな船長)

と、まぁ皆さんもご存知の通り、大きな自然というものは写真の画角には収まりきらないし、筆舌にも尽くしがたいので、せっかくカンボジアに滞在して居るのなら是非! 海の街シアヌークビルでダイビング体験を!

(2018年1月某日 @シアヌークビル 哲平)

 

INFO

EcoSea Dive

Tel: 012-606-646 (JP/EN)
Open: 7:30-20:00
Add: Srendipity Beach Road, Sihanoukville
※ロンサムレム島(Koh Rong Samloem)サラセン湾の「Freedom Island Resort」内にもオフィスあり。

▼料金

・日帰り体験ダイビング(ライセンス不要)2ダイブ$100
・日帰りファンダイブ(ライセンス取得者対象)2ダイブ$100
・オープンウォーターライセンス取得コース(3日間)360ドル

上記はすべて島への往復スピードボート、昼食込み。ほかに日帰りのフィッシングツアーも(40ドル、竿レンタルは+20ドル)。

島のオフィスで申し込んで往復スピードボート不要の場合は値引きがあり、島内の最寄りの船着場までの送迎つき。Eco Sea Diveで島での宿泊手配も可能。Eco Sea DiveのオフィスがあるFreedom Island Resortは40~100ドル(エアコン付。料金はシーズンや部屋により変動)。

(2018年2月発行 NyoNyum93号より)

・シアヌークビルについてもっと知りたい→雨季でも楽しめる! ソカービーチリゾートホテルを満喫【シアヌークビル探訪】

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