東南アジアで法人向け通信サービスを行うKDDIシンガポールが、10月にプノンペン支店を設立することを発表した。
開設により、KDDIの海外拠点数は28地域、63都市、107拠点にまで拡大する。
カンボジアは高い経済成長率で東南アジアの中でも注目を集め、また積極的な外資企業誘致策により今後も多くの企業が進出することが予測されるなかで、ITインフラのさらなるニーズ増加が見込まれている。
そのためプノンペン支店では、工場やオフィスのITインフラの構築から保守・運用サービスまでを日本品質で提供し、カンボジアに進出する企業の事業拡大を支えたい考えだ。
また、今年4月に「つばさ橋」が完成したことで、ベトナム・ホーチミン、カンボジア・プノンペン、タイ・バンコクを結ぶ幹線道路「南部経済回廊」が一本の道でつながり、物流網も飛躍的に改善された。
KDDIは「南部経済回廊」が経由する全ての国に拠点を配置することで、法人向けの提供体制を強化し、東南アジアでのサービス拡大を図る。
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