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男性陶工

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メイッはシェムリアップ出身です。22歳の時にシェムリアップにある窯元で仕事を始めたのが陶器作りとの出会いでした。当時、この窯元ではコンポンチュナン、オンドンルッセイ出身の女性3人も働いていました。ナラー、ソッキー、ナウ。現在、この3人とメイッは私たちのプロジェクトで一緒に仕事をしています。2010年にメイッとナウが結婚して、彼はオンドンルッセイ村で暮らすこととなりました。焼き物の村に来て、「家で作っている人がたくさんいるのが面白かった」と言います。2011年からプロジェクトに参加しています。

村では伝統的に女性が焼き物作りをして、男性が粘土作りや行商などで支えてきました。私たちのプロジェクトでも男性の主な仕事は粘土と釉薬作りです。ろくろでの成形は女性が行っていますが、ろくろでは作れない角皿などは男性が成形することもあります。

「いまは粘土作りを毎日しなければならないので忙しいけど、時間が出来れば、ろくろで成型もしてみたい」。メイッは自分の家に素焼き用の窯を自分で作りました。「将来は高温で焼ける窯を作りたい。そして釉薬陶器を家で作って売ってみたい」

ゆくゆくはメイッをはじめとして男性の手から生まれる作品も見てみたいです。まだまだ数は少ないですが村の男性陶工の活躍にも期待です。

2015.2-3月号(第75号)掲載