ニョニュムクメール、誕生。
no-image
2014.02.24

みなさん、ご存じかもしれません が、2014 年1 月10 日に『ニョニュ ムクメール』という新しい雑誌が誕生 しました。

『ニョニュム』が生まれたのが 2003 年10 月。私がちょうど厄年で、 「厄年で子供を産むと厄が払えるよっ て言われたんですが、どうもそういう 可能性はなさそうだったので会社を産 んで、ニョニュムという赤ちゃんにな りました」なんて、商工会入会の挨拶 の時にみなさんの前で言って笑ったも のです。確かに、おかげで厄年っぽい 災いもなく厄が明け、その代わりシン グルマザーとして10 年間、それはそ れは一言では言えない苦労をしながら (これが厄だったんだろうか??? ん?)、 でもいろんな周りの人に助けられ、ニ ョニュムを10 歳まで育て上げてきま した。

このたび、ニョニュムも手がかからなくなり、ちょっとさびしいな、なんて思ったからなのかなんなのか、『ニョニュムクメール』という新しい子供をスポンと産んでしまったわけですが、今年は厄年ではなかったよなぁ。

新しいことを始めたり、特にこうやって「事業」を増やすことって、ある意味とても勇気がいることです。「負担」を抱えることになるわけだし、「責任」が生じる。でも、いろんなことを天秤にかけても、今回私はニョニュムクメールを産むことの「意義」を感じています。

ニョニュムがカンボジアのことを日本人や外国人に伝えるという使命を持っているのに対し、ニョニュムクメールはカンボジアの人たちに日本のことや、もっと広い人としての普遍的なことを“伝える” ということを使命として生まれました。何をどうやって伝えるのか。それをじっくり考えて、生まれてきた使命を全うしてほしい。

子育ても2 人目なので、ボンユキ母さんはちょっと余裕で構えているところ。どんな子になるのか楽しみです!

2014.2-3月号(第69号)掲載

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

関連記事
おすすめ記事