カンボジア・プノンペンにある音楽教室「ネアクポアン音楽教室」で夏休み中に開かれている学童にて、自分だけのチュナン(土鍋)作りワークショップを行いました!
学校が夏休みの7月8月、ネアクポアン音楽教室では学童が開かれています。
公園や教室内で遊ぶほか、お菓子作りや工作、電車や船に乗るなど、普段はなかなかできない経験をこどもたちは楽しんでいます。
その1つとして、カンボジアの伝統的な焼き物「チュナン(土鍋)」を使ったワークショップをニョニュムスタッフ谷垣が行ってきました!
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ワークショップの様子
参加してくれたこどもたちは、幼稚園/保育園~小学校低学年の合計12名。
まずは、チュナンの写真を見せて「これ、何か知っている?」と聞いてみました。
カンボジアで暮らすこどもたち、とってもよく知っていてびっくり!
使い道までも100点満点の答えで話してくれました。
「チュナンとは?」
「炊飯器ではなく、チュナンでお米を炊くには?」
「丸い底のチュナンはどうやってつくる?」
(説明スライドの1枚:チュナンを使ったお米の炊き方)
写真や動画を交えながらこどもたちに説明していき、こどもたちは興味津々でした。
そして、ワークショップのメイン、自分だけのチュナン作り!
通常サイズ(料理用チュナン)の10分の1くらいの小さなチュナンへの色付けです。
色付けをしていく前に、まずはどんな柄にしたいかアイデアを紙に書き出してみました。
赤のハート♥、星★、アンコールワットやもうすぐ放してあげるカブトムシなど、思い思いのアイデアが膨らむこどもたち。
そして、色付け開始です!
絵の具と筆をまだかまだかと待つこどもたちがウキウキ楽しそうで、躊躇することなく大胆に、自由に、筆で色を乗せている姿が印象的でした。
(上部から塗る子、底から塗る子などさまざま)
(慎重に塗り進める子も)
(そこにも柄を!)
色付けには若干難しい球体ではありますが、ちいさな子(一番小さい子は4歳!)も工夫を凝らしながら色付けを楽しんでくれたようです。
その後、焼き物の村として知られるコンポンチュナン州に伝わる昔ばなしの紙芝居を行い、ワークショップは終了しました。学童の先生によると、こどもたちは自分で作ったチュナンを喜んで持って帰ってくれたとのことでした。
出張ワークショップ
CJS(ニョニュム)では、このような出張ワークショップを承っております。
チュナンの色付けのほか、製造過程で割れてしまったコンポンチュナン焼を使ったフォトフレーム作りなど、お子さまから大人の方まで楽しんでいただけるワークショップの企画・実施を行います。
お気軽にご相談くださいませ。
【 お問合せフォーム:https://nyonyum.net/ja/contact/ 】
(2019/08)
谷垣 萌(タニガキ モエ)
1995年生まれ、大阪府出身。大学卒業後、2018年4月~CJSスタッフとして
ニョニュムショップのあれこれを担当しながら、メディア業務にも携わる。
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