Employing rubbish salvagers to make banana paper One Japanese youth’s endeavor
Employing rubbish salvagers to make banana paper One Japanese youth’s endeavor
2018.04.13

バナナペーパーでゴミ山に雇用を。
若き日本人青年の挑戦
クマエ(Kumae)

ゴミ焼却施設のないカンボジア。世界中から多くの観光客が訪れるシェムリァップの町で出たゴミは、郊外のゴミ集積所に集められる。

そこでゴミを拾いお金に換えて生活する人たちがいる。

「Kumae」代表の山勢さんは2012年、大学に入学したばかりの春にボランティア活動でカンボジアを訪れ、その様子に強い衝撃を受ける。

「何とか救い出せないか」。

1年後、両親の反対を押し切って大学を退学し単身カンボジアへ。

「何をするか1年以内に見つけ、ゴミ山の人たちの雇用を生む事業を始める」と決め、現地旅行会社で働きながらゴミ山に通う日々。

そんな中、知人からバナナの繊維から紙が作れることを教えてもらった。

「その辺にいくらでも生えているし、自然にも優しい」。

山勢さんのバナナペーパー作りが始まった。

ゴミ山の若者2人を誘って試作を繰り返し、第一弾のポストカードが2014年末に完成、販売を開始した。

そして「さらに収益が見込める商品を」と2016年に誕生したのが「Ashi」ブランド。

さまざまな方法を試して作り出した水に強いバナナペーパーを、バッグや財布などに展開。


ユニークでおしゃれな商品と山勢さんの活動が注目を集め、徐々に売れ行きが上がり従業員も9人にまで増えた。

「バナナの繊維を使った布作りも考えています」という山勢さん。

24歳の若き日本人青年の挑戦はまだまだ始まったばかりだ。

 

【2月4日:人気番組・情熱大陸で紹介】
「カンボジアのごみ山で働く子供たちに夢を…24歳日本人青年が始めた“バナナペーパー”事業って!?」

<商品をご購入希望の場合>
  

NyoNyum Shop イオン店

 

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