2024年6月、プノンペン：J Trust Royal Bank(以下当行) とDKSH Cambodia社様は、当行のコアバンキングシステムとDKSH Cambodia社様のERPシステムとの間のセキュアファイル転送プロトコル(以下sFTP )統合に成功し、DKSH Cambodia社様の決済管理のデジタル化を実現した事を発表しました。

当行は、ERPインテグレーション専担人材によるプロジェクト管理を行い、企業と銀行とのシステム間のシームレスな接続を実現するホスト接続ソリューションを提供しています。 このソリューションでは、ファイルデータの暗号化を備えたセキュアチャネルを使用しており、正確で迅速なデジタル決済を実現し、企業様側に於ける業務の効率性と生産性の向上を目的としています。

今回、当行とDKSH Cambodia社様のプロジェクトでは、当行が提供する企業向けプラットフォーム「JTR Connect」をベースに、オーソライズマトリックス機能を追加する等DKSH Cambodia社様向けのカスタマイズを実現しております。 当行とDKSH Cambodia社との間に於けるコミットメントと強固なコラボレーションが今回のプロジェクトを成功に導きました。

Thoun Chansoyavatey氏（DKSH Cambodia社取締役、カントリーファイナンス担当）

「マーケットをリードし更なる拡大を目指すと同時に、パートナーやお客様へのサービス向上に継続的に取り組んでいます。 今回のJ Trust Royal Bankとのプロジェクトは、シームレスな業務プロセスを目指す中、J Trust Royal Bankが提供する効果的なコラボレーションとデジタル化ソリューションの実装により、SWIFTを通じたより正確なデジタルプラットフォームを構築し、効率性と生産性の向上を実現出来ました。」

当行は、DKSH Cambodia社様が今回の当社の決済のデジタル化プロジェクトにおける新たな戦略的パートナーとして当行を選んでいただきましたことに心から感謝しております。これはDKSH Cambodia社様の当行に対する引き続いての信頼と信用の証しです。

明珍 徹（当行CEO）

「当行はカンボジア金融市場に於いてデジタル化に多大な投資を続けており、今回のような顧客企業様のERPシステムと当行のコアバンキングシステムおよびオーソリゼーションマトリックスの標準化された決済ファイル交換の自動化を可能にする技術等も含まれます。 結果として、Swift FIN/MT101、Swift FileAct、sFTPをカバーするすべてのホスト接続機能をリリースして参りました。 当行は、国際的な銀行が持つCash管理機能をカンボジア金融市場へ導入させていただき、多国籍企業様や地元企業様をご支援させていただきます。」

DKSH Cambodia社について

DKSHの目的は、人々の生活を豊かにすることです。 約160年にわたり、DKSHはビジネスユニットヘルスケア、コンシューマーグッズ、パフォーマンスマテリアル、テクノロジー全般にわたって、アジアおよびそれ以外の国の企業に成長をもたらしてきました。 市場拡大サービスのリーディングプロバイダーとして、DKSHはソーシング、市場インサイト、マーケティングおよび販売、eコマース、流通およびロジスティクス、アフターセールスサービスを提供しています。 DKSHは国連グローバルコンパクトの参加者であり、責任あるビジネスに対する原則に基づくアプローチを遵守しています。 SIX Swiss Exchangeに上場しているDKSHは、36の市場で29,040人のスペシャリストが在籍し、2023年に111億スイスフランの純売上高を生み出しました。 カンボジアでは、DKSHは70年以上の経験を持っています。 今日、DKSHはカンボジアを代表する企業の1つであり、この市場でビジネスを成長させようとしている企業にとって信頼できるパートナーです。www.dksh.com

J Trust Royal Bankについて

当行は、東京証券取引所に上場し、日本、韓国及びモンゴル、東南アジアに於ける金融事業、不動産事業、投資事業の領域で深い経験とノウハウを持つ総合金融グループであるJトラストと、カンボジア最大のコングロマリットであるロイヤルグループファイナンスとの合弁の金融機関です。当行は、カンボジアの人々に世界クラスの金融サービスを提供するカンボジア最大の外資系銀行の1つであり、プノンペン、シェムリアップ、バッタンバン、コンポンチャム、シアヌークビル州に全17の支店、従業員700人以上を有しております。