(日本語) 【BROWN Coffee and Bakery 】こだわりのコーヒーと洗練された空間でカフェシーンを牽引
(日本語) 【BROWN Coffee and Bakery 】こだわりのコーヒーと洗練された空間でカフェシーンを牽引
2018.09.22

8月発行の『NyoNyum』96号の特集は、「味わうカフェ空間」! プノンペンとシェムリアップそれぞれのカフェを取材しました。

観光の休憩や、パソコンでちょっと作業がしたい時に。有名店からまだまだ日本人の少ない穴場まで、さまざまなカフェをご紹介していきます。

 

こだわりのコーヒーと洗練された空間でカンボジアのカフェシーンを牽引

カンボジアのカフェを語る上で外せないのが「BROWN COFFEE AND BAKERY(以下、ブラウン)」の存在。従兄弟同士の若いカンボジア人が集まって2009年に創業し、次々と新店舗をオープン。今ではプノンペンとシェムリァップに19店舗を構え、名実ともにカンボジアを代表するコーヒーチェーンに。

(トゥールコーク店の外観)

6人の共同創業者は今も一貫して経営、建築&空間設計、メニュー開発、マーケティングなどそれぞれの役割を担い、優れた店舗デザインやクオリティの高い料理にスイーツ、コーヒーを提供し続けているというから、ここまでの成長もうなずける。

Brown coffee and bakery
(カウンター後ろの壁に大きく描かれた模様は、ラテアートを表している)

店舗ごとにデザインが異なりながら共通して「ブラウンらしさ」を感じさせるカフェ空間は、多くの人をひきつける。なかでも今回訪れたトゥールコーク地区の「Roastery TK」店は秀逸。「カンボジアの暮らし」をコンセプトに、伝統的なクメール木造家屋を現代的解釈で表現したそう。

(鶏カゴを使った照明)

梁のある高い天井が特徴的な建物は木々に囲まれ、店内には機織り機をアレンジしたテーブル、鶏カゴを使った照明…。モダンかつ温かみがあり、これぞブラウンの真骨頂! といった印象を受ける。

(機織り機をアレンジしたテーブル)

コーヒーへの強いこだわりもブラウンの特徴で、豆はすべて高品質なアラビカ種を使用。生豆の状態で輸入し、ボンケンコン地区にある「Roastery BKK」店で自家焙煎して全店舗に届けられ、味を保つため焙煎から2週間以内に使い切るそう。

(Cold Drip《Sumatra Mandheling》: $2.5)

店名に「Roastery」と付く3店舗(Roastery BKK、Roastery TK、Roastery SR)は特別なフードやドリンクメニューあり。ハンドドリップや水出しのコーヒーが味わえる。

(「Roastery」と付く店舗限定のメニュー Fresh Egg Benedict: $3.5)

フードはエッグベネディクトやサラダなどカフェメニューの定番はもちろん、クイティウがカンボジア人には人気のよう。どの店舗も共通のスイーツは、日本人好みの味と評判だ。

(Green Tea Red Been Roll: $2.85)

さらにニョニュムではBROWNのCEOにインタビューを実施。こちらも合わせてチェックしてみて。

 

店舗情報

『BROWN Coffee and Bakery』
住所:No.22-23, St,315, Toul Kork, Phnom Penh

電話:081-777-318
営業時間:6:30-22:00(定休日なし)
エアコン○ 電源○ Wi-Fi○
席数:130席

 

▽動画で雰囲気を知る

(2018年8月発行 NyoNyum 96号)

▽プノンペンのカフェをもっと知りたい

フランス発ベーカリーカフェ「Eric Kayser」をカンボジアで味わう

エリックカイザー

バイク好きの若者が立ち上げた個性派カフェ『MOTO CAFÉ』

moto cafe

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

関連記事

伝説とクメール正月

2024.04.19 特集記事生活情報誌ニョニュム読み物

カンボジア生活情報誌「NyoNyum129号」発行のお知らせ!

2024.04.12 特集記事生活情報誌ニョニュム

クメールの民間治療のあれこれ!

2024.03.22 特集記事生活情報誌ニョニュム

おすすめ記事