現在配布中のNyoNyum Khmer35号でカンボジア人向けに日本の高校を紹介するコーナーで紹介した静岡県のオイスカ高校。

日本では外国人との交流が増えるのは大学生になってからというのが一般的ではありますが、オイスカ高校では様々な外国人留学生が在籍し、高校生のうちから日々の高校生活の中で国際交流ができます。

今回はそんなオイスカ高校の魅力を日本語版でも紹介します♪

OISCA High Schoolとは？

カンボジアでの植林プロジェクトなど世界各国で活動を行う国際NGO「OISCA」が母体となっている国際色豊かな高校。

日本の静岡県浜松市内の浜名湖のほとりにあり、自然豊かな環境で高校生活を送ることができます。

全校生徒は約360人。日本にある高校のなかでは小規模な高校ですが、それを生かし、生徒1人1人にきめ細かな指導を行っています。

留学生の受け入れは19年目を迎え、現在はタイ・ベトナム・インド・韓国・台湾・香港から合計約50人。

学校でも寮でも、日本人はもちろん、各国からの留学生とも交流しながら生活しています。

授業

日本語が未熟な生徒には初めに日本語の勉強を集中的に行うので、入学時あまり日本語が分からなくても心配いりません。

努力次第で短期間で上達します（留学生の多くは日本語能力試験でN２以上に合格して卒業していきます）。

日本語が上手になったら、日本人と同じ授業に入ります。

最初は、日本人と同じ授業を理解するのが難しいですが、皆、クラスの友人に助けてもらったりして頑張って勉強して卒業していきます。

2年生からは目的別に4つのコースに分かれます。「国際文化コース」「特別進学コース」「総合進学コース」「グローバルキャリアコース」の４コースです。それぞれ特徴を持った授業を展開しています。

寮生活

学校の敷地内に寮があります。食堂もあり、日曜日や学校が休みの日も1日3回の食事が出ます。

また、寮には毎日24時間先生が常駐し、万が一病気や怪我などが起きた場合も、すぐに対応します（寮の近くには大きな総合病院もあります）。

寮では、生徒たちは大部屋で友人と一緒に生活をします。初めは日本語がわからなかったり心配なこともあると思いますが、留学生の先輩が色々と教えてくれます。

様々な活動

茶摘み、田植え、稲刈りなどの実習や、学園祭、体育祭など様々な学校行事があります。

クラスメイトと力を合わせ何かを創り上げたり、作業をしたり、楽しんだり。勉強以外にもいろいろと貴重な体験を積み、仲間とたくさんの思い出が作れます。

2年生では、留学生は広島・京都・奈良へ研修旅行へ行き、日本文化も深く学びます。

また18種類の部活動があり、興味のある部活動に入れます。運動部ではサッカー、野球、陸上、テニス、バドミントン、バスケットボール、剣道があります。

サッカーや野球などは、毎日練習があり土曜日日曜日に他の高校のチームと試合をすることが多いです。文化部では、吹奏楽部、軽音楽部、ダンス部、茶道部、自然科学部、パソコン部、新聞部などがあります。

吹奏楽部やダンス部などは、練習した成果を発表会やコンクールで表現します。

茶道部で日本の茶道を学ぶ留学生も多いです。このように勉強以外にも色々な経験をする場が多くあります。

入学試験

入学試験は毎年秋に各国へ本校の職員が行き、それぞれの国で実施します。試験は数学と英語の筆記試験と面接です。詳しい情報が知りたい方は、nagai@oisca.co.jp（Mr. NAGAI）まで連絡をください。

Info

OISCA High School at Shizuoka, JAPAN

Add: 5835, Waji-sho, Nishi-ku, Hamamatsu-shi, Shizuoka-ken, JAPAN 〒431-1115

● Website
http://www.oisca.ed.jp/en/

▼ Contact
NAGAI Hiroki (Mr.)
Tel: +81-53-486-3011 E-mail: nagai@oisca.ac.jp

▽ Contact in Phnom Penh
JLBS (Japanese Language and Business School of Cambodia)
Add: 3F, #5A, St.284, Sangkat Olympic,Khan Chamkarmon, Phnom Penh
Tel: +855-98-839-626
E-mail: jlbs.edu@gmail.com