遺跡観光の街・シェムリアップで、9月5日より音楽フェスティバル「REPfest(リップフェスト)」が開催されます!
カンボジアを含む6 カ国から集まったアーティストたちが“新しい伝統音楽” を生み出すこのフェスティバル。公開ワークショップやステージなど、さまざまなプログラムが1日を通して行われていますので、みなさまも一緒に“新しい伝統音楽” を楽しんでみませんか?
8月発行の102号内「シェムリアップ案内」の内容をすこし拡大してご紹介していきます!
REPfestとは?
このイベントを主催するのはCambodian Living Arts(カンボジアリビングアーツ)。
プノンペンにある国立博物館の敷地内に劇場を持つNPO団体で、カンボジアの伝統・民族芸能を継承・発信することを主な目的と
して活動し、次世代のアーティスト育成なども行っています。
“新しい伝統音楽”がテーマの「REPfest」は2017 年に始まり今回で2 度目の音楽フェスティバル。
メコン地域と日本のアーティストがシェムリアップに集い、交流し、それぞれの技術や経験、そして“音” を交じり合わせ、刺激し合いながら新しい音楽を創り出します。
今回集結するアーティストはカンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナム、そして日本の6 カ国から計7 組。主催のCambodian Living Arts のほか、国際交流基金アジアセンター、シェムリアップにあるホテルや飲食店、大学などが後援・協力をし、シェムリアップ市内5カ所の会場で行われる一大イベントです。
約1 週間開催されるこのフェスティバルは前半と後半にプログラムが分かれていて、前半の9 月3 日(火)から5 日(木)はアーティスト限定、非公開のワークショップやコラボレーションが行われます。
そして後半の5 日(木)から8 日(日)は一般公開のプログラムが開催!各グループのパフォーマンスやアーティストによる体験ワークショップ、トークイベントなどが参加費無料で一日中行われます。
最終日の8 日(日)には、前半3 日間の非公開コラボレーションで創り出された“新しい伝統音楽” が公開されるステージが。必見です!
参加アーティストの紹介やイベントスケジュール、各会場の位置情報などは「REPfest」のWEB サイト、またはCambodian Living Arts のFacebook ページでも確認できるので、もっと知りたい方はチェックしてみてください。
一度きりの音の重なり、生で聴くことをぜひともオススメします!
Cambodian Living Arts WEBサイト:www.cambodianlivingarts.org
REPfest 公式ページ:www.cambodianlivingarts.org/repfest
お問い合せ:077-480-483
NyoNyum的気になるアーティスト!
【MEDHA】
2017 年、Cambodian Living Arts の音楽プロジェクトをきっかけにシェムリアップで結成された、カンボジア初の女性のみの打楽器グループです。
彼女たちが力強く叩くカンボジア太鼓は、伝統的には男性しか演奏できない楽器。団体名の「MEDHA」はサンスクリット語で知性を意味する言葉で、ヒンドゥー教の女神の名前としても知られています。グループ結成のきっかけとなったプロジェクトの終了後、“前進し続けるための知力” という意味を込めて自分たちにそう名付け、“カンボジアの伝統芸能における女性の認識を打ち破ろう” と、活動の継続を決定したといいます。
今回、REPfest の一般公開プログラムの幕開けとして9 月5 日(木)に行われるトークイベント「音楽活動を通じた女性アーティストの自己表現」では、彼女たちのほか、カンボジア国外からの参加グループに所属する女性アーティストたちも登壇します。
会場はSouth-East Asia大学(USEA)内、時間は午後3 時50 分から。ぜひ足をお運びください。
( 2019/08 )
谷垣 萌(タニガキ モエ)
1995年生まれ、大阪府出身。大学卒業後、2018年4月~CJSスタッフとして
ニョニュムショップのあれこれを担当しながら、メディア業務にも携わる。
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