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【新連載】カンボジアから世界へ羽ばたけ!ソルティーロアンコールFC!

いよいよ今週末、サッカーのカンボジアリーグ2020年シーズンが開幕します。今年は13クラブが参加し、10月まで行われる予定です。

近年のカンボジアサッカー界は日系2クラブが参戦はじめ、数多くの日本人選手が在籍しているだけでなく、日本サッカー協会とのつながりもあり、現地で活躍する日本人指導者もいます。

弊社も今年から日系クラブのソルティーロアンコールFCのスポンサードをさせていただくことになりました。

2007年に誕生し、今年で4年目を迎えるソルティーロアンコールFC。

カンボジア関連の日本人の方々にもっとクラブのことを知ってもらいたいということでこれから定期的にweb連載をはじめることになりました。

第1回目はクラブ在籍3年目の藤原賢土選手兼監督が自身のこれまでのサッカー人生と、ソルティーロアンコールFCについて紹介してくれます。

 

自己紹介

はじめまして! ソルティーロアンコールFCで選手兼監督をしてます藤原賢土(ふじはらけんと)です。

まず、はじめにNyoNyumさん、このような貴重な機会を与えていただきましてありがとうございます!

クラブのことを知っていただきたいというのはもちろんのこと、サッカー選手としての自分自身のことやソルティーロアンコールFCというクラブのカンボジアに対する想いを知ってもらいたくて、今回このような場をいただきました。

まずは自己紹介からさせていただきます。

僕は神奈川県出身で幼いころからサッカーをはじめ、高校はサッカーどころ静岡の藤枝明誠へ進み、全国大会ではベスト8まで勝ち進みました。

その後、関西大学に進学し、全国大学サッカー選手権で優勝も経験しました。

また、高校2年生の頃から世代別の日本代表にも招集されるようになり、U-17日本代表として国際舞台も経験しました。

大学卒業後、シンガポールでプロキャリアをスタートしました。所属したのは2004年からシンガポールリーグに参戦している日系クラブ「アルビレックス新潟シンガポール」

このアルビレックス新潟シンガポールこと、通称”アルビシンガ”は、元々は同国のサッカーレベルアップ向上と日本人選手に国際経験を積ませるためにできたクラブで全員日本人選手で構成されたクラブです。

ここでレギュラーとしてプレーし、3年目の2016年シーズンには、シンガポール史上初の国内4冠を達成することができました。

優勝を経験できたことは素直に嬉しかったのですが、自分の中で何かモヤモヤするものがあり、やはり心のどこかで「せっかく海外にきてるのだから日本人が自分しかいない環境で挑戦したい」という想いが日に日に強くなっていきました。

 

そして、カンボジアへ

そして、2016年のシーズンオフにカンボジアリーグのナガワールドFCが声をかけてくれて、カンボジアへ移り住みました。

ナガに所属している日本人選手は自分だけで、サッカーに対する考え方もこれまでとは違い、毎日刺激をもらい、サッカー選手としてこれまでなかった新しい経験をすることができました。

また、その年にタイの強豪クラブと対戦するカンボジアリーグのオールスターチームに選出され、プノンペンのオリンピックスタジアムでなんと6万人の大観衆の前でプレーすることができました。これは一生忘れられない貴重な経験となりました。

カンボジアリーグオールスターに選ばれた時の写真。(後段左から2番目が藤原選手)

 

キャプテンから選手兼監督に

現在、チームには5人の外国人選手が所属しているが試合には4人しか出場できない。なので自分自身を含めた起用法も難しいところである。

 

ナガでの1年が終わり、国内外含めチーム探しをしていましたが現実は厳しく、なかなか決まらずに悩んでいました。そこに翌年から1部へ昇格するソルティーロアンコールFCに声をかけてもらい、入団することになりました。

これまでの経験を買われて1年目からキャプテンをやらせてもらい、シーズン終盤にはチーム内でカンボジア人選手からの信頼が厚いということで、翌年からの選手兼監督の話をいただきました。

これは「現地の選手からの信頼される存在になる」ということを目標の中のひとつとして行動してきた自分にとって、この出来事は本当に嬉しかったです。

しかし、選手として自己管理をしながら、監督としてクラブの選手たちをまとめるという大役が自分に務まるだろうか。

この時期は本当に悩みに悩みました。

ですが周囲からの助言もあり、最終的に引き受けることにしました。

それはソルティーロの共同オーナーである本田圭佑選手がプロサッカー選手でありながら実質的なカンボジア代表監督もしていたので、新しいことにチャレンジする環境が整っていたということもあります。

昨年1年間、人と人を繋ぐ難しさはもちろんのこと、様々な場面で責任の重さというものをすごく感じました。

プロサッカークラブに関わるということは、スタッフや選手だけでなく、その家族や応援してくれる人達みんなの人生を背負って戦うということ。

そういう人達の存在がいるからこそ、僕たちは何が何でも頑張って結果を残さないといけない。

選手兼監督という立場は、1プロサッカー選手だった僕に、これまでの何倍もの経験を与えてくれ、成長させてくれました。

ソルティーロを通しての応援していただいている方々との絆をを強く感じた1年間でした。

選手兼監督とはどんなことをするのか気になる方もいると思いますので、それについては次の機会に詳しく書かさせていただきます!

 

 

ソルティーロアンコールFCについて

昨年10月、プノンペンで行われたシーズン最終戦にはシェムリアップからの多くのサポーターがかけつけた。

次にソルティーロアンコールFCについて紹介します。日本のサッカーファンの方々なら「本田圭佑選手がオーナーのクラブ」といったら名前を聞いたことがあるいると思います。

ホームタウンは世界遺産アンコールワットがあるシェムリアップです。

なので、もし旅行でシェムリアップに来る際には観光がてら僕たちの試合を是非観に来てください!笑

 

僕たちはクラブの「サッカーを通して夢や希望を」というコンセプトに共鳴し、日々サッカーに取り組んでいます。

特に夢という言葉をカンボジアに来てから、より大切に思うようになりました。村の学校に訪れた時、教室で夢は何ですかと聞くと「先生」「看護師」「家の手伝い」という3つしか出てきませんでした。

綺麗事かもしれませんが、ソルティーロの選手たちにはサッカー選手としてはもちろん、人としても成長し、子供達の可能性を広げられる存在になってほしいと心からそう思いました。

それを私たち外国人からではなく、カンボジア人がカンボジア人に伝えて欲しいと。

「カンボジア人がカンボジア人を育てる」それが私の今のゴールです。

まだまだ、長い道のりですが1つずつできることに取り組んでいきたいと思います。

 

試合情報

2月15、16日にカンボジアリーグが開幕します。ソルティーロアンコールFCは16日にアウェイでスヴァイリエンFCと対戦します。

スヴァイリエンFCは昨年の優勝した強豪クラブで厳しい戦いが予想されますが、きっちりと準備をし、アウェイで結果を残し、波に乗っていけたらと思います。

なお、スヴァイリエンはベトナム国境付近の町で、プノンペンやシェムリアップからは遠く、観戦には来れないと思いますがBTVで放送されると思いますので是非、見てみてください!16日18時キックオフです!

また、第2節は同じシェムリアップを本拠地とする日系クラブのタイガーFCとのダービーマッチです。盛り上がること間違いなしなので是非スタジアムへお越しください!

そして第3節、4節はプノンペンでの試合が続きますので、プノンペン在住の方は是非スタジアムへいらしてください!

<直近の試合情報>

第2節
2/23 15:30 vs アンコールタイガーFC(シェムリアップ)

第3節
3/1 18:00 vs ヴィサカFC(プノンペン)

第4節
3/7 18:00 vs ナガワールドFC(プノンペン)

 

最後に

1月29日、この日は僕の28歳の誕生日でした。練習後にカンボジア人、タイ人のサポーターの方々がケーキでお祝いをしてくれました。本当に嬉しかったです。

最後にこれからの連載では、もっと細かく実際にソルティーロアンコールFCがどんな活動をしているのかなどを伝えていきたいと思います。

そして、これを読んでいただいた方に「このクラブ好きだな!」、「ソルティーロが好きになった!」、「週末の楽しみができた!」など思ってもらえるような存在になっていきたいです。

皆さんとともにクラブの歴史を一緒に創っていけたら本当に最高です。

もし、シェムリアップの街で見かけた際には気軽に声をかけてください!

SNS等で質問などがあれば、メッセージお待ちしております!!

これからよろしくお願いします!

 

 

この記事を書いた人:藤原賢土

ソルティーロアンコールFC 選手兼監督
1992年1月29日生まれ。神奈川県出身。藤枝明誠→関西大学→アルビレックス新潟シンガポール→ナガワールドFC→ソルティーロアンコールFC
10代の頃から注目され、各年代の日本代表候補になり、2009年にはU-17日本代表として国際大会コパチーバスに出場。シンガポール時代には同国史上初の4冠に貢献。2019年シーズンから選手兼監督として若いチームを牽引する。ポジションはCB。
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