(日本語) 【NyoNyumインターン日記㉟】シェムリアップで過ごす2017年最後の一日

TOP › Webマガジン › (日本語) 【NyoNyumインターン日記㉟】シェムリアップで過ごす2017年最後の一日

2018.01.04

インターン日記シーズン1

スオスダイ！インターン生の伊藤陽子です。前回の日記で触れたように今年は念願のカンボジアでの年を越すことになりました。引き続き今回はアンコールワットで有名なシェムリアップ州で過ごした大晦日の一日について書きたいと思います。（時間の使い方が悪すぎて残念ながらカウントダウンに盛り上がるシェムリアップは十分にご紹介できません。ご了承ください。）

朝９時頃シェムリアップで友達と合流したのは良いものの、ノープランな私たちはお土産屋さんやレストランがひしめくオールドマーケットへ。狭い路地に入るとクリスマス仕様のこんなかわいいデコレーションが…！（この国で正月前にまだクリスマスツリーがあるの？なんて野暮なことを聞いてはなりません。それが当たり前なのだと最近ようやく理解しました。）お土産屋さんをまわってこれニョニュムショップのディスプレイに参考になるかもと考えながらぶらぶら歩きました。

次に向かったのはアンコール国立博物館。ここには主にアンコール王朝の貴重な石像彫刻などが展示されています。手作業で地道に彫られたであろう細かい彫刻や不思議な雰囲気のある石像が魅力的でしたが、私にとってはもったいないほど展示物が多すぎる。最初はじっくり見たり友達に詳しく聞きながら真面目にまわっていた私でしたが、後半はスタスタとたくさん素通りしてしましました。そしてなんとか見終わりお昼を食べに友達の親戚のもとに向かいました。

お世話になったのは「Angkor Park Resort」というゲストハウスを運営しているご家族。アンコールワットに近い森の中にあり、美味しいカンボジア料理をごちそうになりながら穏やかな時間を過ごしました。親切にも「休んでいってもいいよ」と言ってくださり、昨晩のつらいバス旅のせいで眠気と疲れがピークに達していた私はベットのある部屋にわーいと向かおうとしたのですが、思いもよらぬ邪魔者が。

それがこの写真の男の子。私は子どもの相手をするのが正直苦手なのですが、彼はそれを問題にしないほど全く人見知りをしません。そして「僕のことを追いかけてごらんよ」と私の方をチラチラ見ながら笑顔ではしゃぎまわります。そんな彼と彼の友達を無下にすることもできず引きつる笑顔で追いかける私。一緒に遊ぶのは楽しかったものの、残り僅かな体力は彼によって根こそぎ奪われました。

その後はもう耐えられずお昼寝タイム。友達は友達で昨晩結婚式に出席して疲れが溜まっていたようで、私達が目を覚ましたのは夕方６時。その日の夜行バスでプノンペンに戻る予定だったので急いで市街地へ。立派な観光地であるシェムリアップはNew Yearを前により一層電飾できらめき、マーケットもたぶんいつもより盛り上がっています。おまけにAngkor City Night Music Runとなるイベントまで開催されています。

やっぱり時間がなくてそんな貴重なシェムリアップは楽しむことはできませんでした。あんなに寝るんじゃなかったと思いながらバスに乗り、結局道中のバスストップでぼーっとしていたらいつの間にか2017年が終わっていたという感じで年を越した私でした。

次回はなぜ私がバスの中で年を越すはめになってもプノンペンに戻ろうとしたのか、結局1月1日は何をしたのか書きたいと思います！

＜インターン日記一覧＞
【インターン日記①】伊藤陽子です。よろしくおねがいします！