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葉に刻んで残す、クメール文字<カンボジア・フォトさんぽ>

2003年から発行している「カンボジア生活情報誌NyoNyum」内でプノンペンやシェムリアップはじめ、カンボジア各地の風景や生活を紹介してきた「フォトさんぽ」コーナーをNyoNyum Webマガジンでも紹介します♪

 

葉に刻んで残す、クメール文字

昔々、カンボジアにまだ紙がなかった時代、「貝葉(ばいよう)」というヤシの葉を乾燥させたものに文字を書いていた。

その作り方は非常に繊細。乾燥させた葉にヤシの油を塗る。そして細い鉄の筆で文字を彫り、その溝に墨を流し込んでからふき取る。

そうすると、表面には油が塗られているので墨が残らず、刻んだ文字の部分だけに黒い色が残るというわけだ。

クメール語で「スラック・リッ」と呼ばれ、アンコールワットの壁画のレリーフにも、貝葉を持つ天女が描かれている。

当時書かれていた内容は主にお経や占いの方法だったが、時には招待状代わりにも使われていたそうだ。

内戦時代に多くが焼けてなくなってしまったが、今も一部が国立図書館や寺院などに残っている。

また、最近ではお土産用や装飾用に昔ながらの方法で再現した貝葉が売られており、その手間暇から数枚つづりのセットで100ドル前後の高級品だ。

 

Photo & Text by Va Pov
(NyoNyum No.79より)

 

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