【 カンボジアでHappy子育て!その11】親の祈り
【 カンボジアでHappy子育て!その11】親の祈り
2022.04.21

このコラムはプノンペンにあるラッフルズメディカルカンボジアの八木加奈恵先生がカンボジアで子育てを通じて様々な子供との接し方などを紹介していきます。

今回は「親の祈り」についてお話します。

 

「親の祈り」

神様

もっとよい私にしてください。

子どものいうことをよく聞いてやり、心の疑問に親切に答え、子どもをよく理解する私にしてください。

理由なく、子どもの心を傷つけることのないようにお助けください。

子どもの失敗を笑ったり怒ったりせず、子どもの小さい間違いには目を閉じて、良いところを見させてください。

良いところを心から褒めてやり、伸ばしてやることができますように。

大人の判断や習慣で子どもを縛ることのないように、子どもが自分で判断し、自分で正しく行動していけるよう、導く知恵をお与えください。

感情的に叱るのではなく、正しく注意してやれますように。

道理にかなった希望はできるだけ叶えてやり、彼らのためにならないことはやめさせることができますように。

どうぞ意地悪な気持ちを取り去ってください。

不平をいわないよう助けてください。

こちらが間違った時には、きちんと謝る勇気を与えてください。

いつも穏やかな広い心をお与えください。

(ルイス・カンガス著『光と希望』(聖母文庫)より一部引用)

 

先日こんな詩を見つけました。私たち大人は、常に子供のためと思って色々なことをしますが、本当に子供のためにしてあげないといけないことは、この詩の中にあるのではないかと思います。

 

この記事を書いた人:八木加奈恵


ラッフルズメディカルカンボジア小児科専門医、総合診療医、タッチセラピスト。乳児検診、発達障害児診療、成人の心療内科等臨床経験多数。平日毎日出勤。2 児の母(子育て中)。
Raffles Medical Cambodia

 

@RafflesMedicalCambodia

 

<過去の記事一覧>

1:子供のストレスとどう向き合う?
2:友達付き合いの大切さ
3:不登校①
4:不登校②
5:「過保護」と「過干渉」
6:「共感の声かけ」
7:「スキンシップのすすめ」
8:「挨拶の出来る子」
9:「発達と感覚」
10:「子供の叱り方」
11:「親の祈り」

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